長毛猫のブラッシングにファーミネーター。長年の勘違い・・

我家は12年前に妻の強い要望で猫を飼い始めました。種類はソマリといいます。

ソマリはとても大人しい性格で頭もよく威嚇された事は一度もありません。大人になっても人懐っこくて家族どころか家に来たエアコン取付業者やお客さんにまでスリスリ・・とっても飼いやすい猫なんですが、残念なところも・・

それは、長毛種ならではの抜け毛の多さとヨダレ・・なにがそんなに嬉しいんだかグルグル寄ってきてくれるのはいいんですけど、ヨダレダラダラ・・これは多分猫の個体差によると思いますが・・うちの猫はおばあちゃんになっても毎日ヨダレを垂らしながら人の上に乗ってきて「ふみふみっ・・」それと同時に大量の抜け毛が服にべったりとついてしまいとても黒い服など着れたものじゃありません。

「この抜け毛さえなければいいのに・・」

この抜け毛は、人間だけでなく猫自身にとっても毛玉やグルーミングによる嘔吐に繋がり健康上あまりよくありません。

年に一度のシャンプーカット・・

1年もすると体に沢山の毛玉ができるので我家では毎年夏になると猫用のバリカンでお腹周りや毛玉をカットしてシャンプーするのが恒例

バリカンは最初はかなり下手でしたが毎年やってると素人ながらにそれなりに上手くカットできるようになります。しかしここ数年・・お腹周りの毛玉がどうしてもとれなくて無理に取ろうとするとお腹を少し傷つけてしまいました。

シャンプーも清潔にはなりますがしっかり乾かしてあげないとまた毛玉になってしまいますし猫にも負担が大きいのです。

今年もどうしてもカットできない毛玉が何か所もあり半分諦めモード・・

ファーミネーターを購入して10年・・勘違いしていたもの

長毛の犬や猫を飼っている人には有名な嘘みたいに毛が採れるブラシ・・ファーミネーターをかなり前から持っているのですがあまりに毛がとれすぎてキリがない・・・

これって猫の抜け毛をとっているだけじゃなくてカットしてるんだ・・だからずっとやると毛が剝げちゃう・・ずっと、ずっとそう思ってました・・・

今年は、沢山の毛玉が残ってしまってバリカンでは痛そうだったのでファーミネーターで1日1個だけでも毛玉をとるようにしてあげたんです。

最初のうちは、いつもどうりいくらでも取れてしまう毛・・それでも毎日猫が嫌がるまでファーミネーターで大きな毛玉を探して取り続けました。

猫もわかっているのか最初の10分くらいは喉を鳴らして嬉しそう。

毎日ファーミネーターでブラッシングしてあげると1週間もしないうちに毛玉はすべて取れて毛並みがサラサラに・・そしてあれだけあった抜け毛も「0」にはなりませんがほとんどつかなくなりました。

ファーミネーターのブラッシングでさえ今では小さな塊が1つできる程度・・

ファーミネーターは本当に必要のないアンダーコートだけをちゃんと取れていることに10年以上してようやく理解しました。

ブラッシングをする方も1日2回のブラッシングなんて絶対無理だと思っていたのですがそれからは毎日当たり前の行動となりました。

愛猫家からすると当然なのかもしれませんが私達夫婦は長毛猫の飼い方もろくに知らずに飼い始め・・10年以上も諦めて放置しつづけていたのです。

猫はすっかりキレイになりソファーや服に散々ついていた毛も少なくなって家も綺麗に。そして猫自身も毛玉を吐く回数がかなり減って健康的にもよさそう。嘔吐した毛玉をかたずける手間も減り嬉しい事しかありません。

本来とても綺麗な猫なんですがここ10年の間違った飼い方を申し訳なく思います。おばあちゃんになりましたがまだまだ健康面での不安はなく健やかに長生きしてくれることを願います。

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