今日は、妻と息子と私の3人AmazonPrimeで不思議の国の数学者という韓国映画をみました
息子もあと69日で大学共通テスト
本来ならこんな映画を見ている場合ではありませんが、ここ数か月毎週土日のテスト三昧で休みもなく身も心も疲れきっている息子の様子をみかねてあえて一緒に映画を観ようと誘ってみました
もちろんこの映画は、ただの娯楽映画ではなく数学への勉強のモチベーションを上げるのにもよいのでは?という気持ちと中学の頃から数学が好きな息子にもう一度数学を好きになって欲しいという願いもありました
ストーリーとしては・・
学問と思想の自由を求めて脱北した天才数学者ハクソンは自分の正体を隠したまま、名門私立高校の夜間警備員として働いていた。無愛想なハクソンは学生たちから避けられていたが、ある日、数学が苦手なジウから数学を教えてほしいと頼まれる。正解だけが全ての世の中に疑問を感じていたジウに問題を解く過程の大切さを教える中で、ハクソンの人生に思わぬ転機が訪れる。
というもの
普段私は、韓国映画やドラマはほとんど見ませんし邦画もめったにみません
少し話がそれますが、最近のハリウッド映画は良作がかなり少なくなっているように感じます。昔とくらべて役者の演技が下手になったとも感じます。CGが多すぎて役者がグリーンバックに演技をするのが難しくなったせいなのか、いかにも演技な下手な劇を見せられているような作品が増えてきました
私が歳をとって観方が偏屈になっただけなのかもしれませんが、映画の背景にみる異国の街並みや文化に興味を感じることも少なくなってきたように感じます
それは、日本の文化が世界的にも外国と引けを取らないようになってきたせいでもあり喜ばしい事なのですが野球に例えるなら、もうハリウッドは憧れるだけの存在ではなくなっているのかもしれません
・・どうでもいい与太話をしてしまいましたが、韓国映画の質も年々あがっておりハリウッドスターに劣らぬ素晴らしい演技で映画の世界へ導いてくれます
与太話はさておき、私が驚いたのは息子がこの映画に出てくる問題や、数学界の巨匠であるオイラーが発見した「eiπ=-1」の事など・・私達がみてもさっぱり理解のできない内容をほとんど既に知っていたことでした。映画の中のテレビに映る記号だらけの数式をみてこれは、答えのない(証明するのが難しい)問題だとすぐにわかるようでした
ちなみに序盤に出てくる問題は、マイクロソフトの就社試験として有名な問題だそうです
私たちの前では毎日なかなか勉強しようとせずダラダラと過ごしている息子の事を少し見直しましたし親の知らない間に随分がんばってきたんだなと逆にこちらが刺激されたというか・・もう私達が勉強しなさいと言わなくてもいいかなとすら感じました
もちろん親だけでなく息子にもある程度は刺激になったようでとてもいい映画だったといってました
こんな時期にみるのはさすがに間違いなのかもしれませんがモチベーションUPだけでなく疲れた心に癒しを与えてくれる空気感、音楽としてもお勧めです
不思議の国の数学者
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