MERACH S13 対応アプリ おすすめと感想

AIフィットネスバイクMERACH S13を購入して2ヶ月が経ちました。

MERACH S13対応アプリをいろいろ触ってみました。

MERACH　対応アプリ

MERACH 自社開発アプリ

まず、MERACH 自社開発アプリです。
自社アプリなので本体を買えば永久無料で使うことができます。

内容はかなり豊富でインストラクターといっしょに漕ぐタイプから実写映像を走っているようなタイプ、CGの風景の中漕いでいるタイプなどほとんどのアプリの特徴を網羅しています。

もちろん、時間だけ決めて漕いだりするパターンもあります。

・・ですが・・

「正直どれも全然面白くないんですよね..」

実写の風景を漕ぐパターンは漕いでいるペースに比べて風景の速度が早すぎます。バイクでも乗っているのかな？という感じで自分で漕いでいる感じがしません。

また気分を盛り上げようとつけてくれている曲がかえって邪魔。自動で付加が変わるのはいいんですけどなかなか変わらない・・数分に1回変わる程度なので他のアプリと比べると面白みがありません。

多分、画面と漕ぐスピードや次々と切り替わる負荷などのちょっとした部分が面白みと関係しているように思います。

それだけZWIFTなどの人気アプリを真似しようとして見た目はそっくりでも細かな部分が難しいのだと思います。

エクササイズやコース選択など沢山の選択肢があって頑張って作られていますがなぜか面白みがありません。

Kinoｍap

Kinomapは、世界中のサイクリストが撮影したライディング動画を見ながら、室内でトレーニングできるアプリです。

S13と連動させると、動画の傾斜に合わせて負荷が自動的に調整され、まるで外を走っているようなリアルな体験ができます。

正直このアプリはお試しで無料体験できるコースが少なすぎて今回判断できませんでした。

本当にこのアプリにお金を払うつもりがあってもどんなアプリか体験せずお金を支払うのは難しいと思います。

他にいいアプリがないのなら別ですが、無料で試せる他のアプリにどうしても見込み客をとられてしまうでしょう。

どんなにプレイ動画で確認しても自分で試してみないと面白いかどうかはわからないと思います。

FULGAZ　※おすすめ

FULGAZは、世界中の実写コース映像を見ながら、室内でトレーニングできるアプリです。

動画の傾斜に合わせて負荷が自動的に調整され、まるで外を走っているようなリアルな体験ができます。

このアプリは2週間のお試し期間ですべてのコースを体験できます。

ここにあるすべてのアプリを試してわかったのですが、実写コースを使ったアプリの中では一番楽しめます。

きれいな外国の景色を見ながら走るのは爽快感がありますし、余計な音楽はなく走行音や周りの音が聞こえます。

音楽が聞きたければ自分のスマホからBluetoothでワイヤレスイヤホンに同時につなぐことで自分のお気に入りの曲を聞きながら実写コースを漕ぐことができます。

またEASY〜細かくランク分けされており私のような初心者にはEasyの30分前後のコースばかりの中から好きなコースを選ぶことができ選択肢が多く飽きがきません。

やはりゴールを目指すという目標があるだけでやる気が出ますし漕ぐスピードと実写コースのスピード、負荷が次々と変わっていくなど求めている機能がとてもちょうどいい感じです。

■デメリット
少し残念な点は、途中でネット回線の不具合か少しの間コースが途切れる（固まる）ことが何度かありました

そうなると斜面を上がっていて負荷も上がっているのに実写画面は軽快に坂を下っているというような不具合を起こす場合もあります

それでも大抵の場合はすぐに復帰しますし全体的な完成度からするとそれでも十分たのしめるアプリとなります

もし実写コースの方が好きだというのならZwiftよりFULGAZの方が好きという人も多いかもしれません

↑自動で負荷が変わることがわかり易い

Rouvy

Rouvyは、実写映像を使ったバーチャルサイクリングアプリです。世界中の美しいコースを、自宅にいながら体験できます。

残念ながらこのRouvyもコースを選択しようとすると有料のサブスクの申込み画面となりほとんど無料で試すことができません。

ですから実写コースという意味では興味をそそりますがFULGAZで楽しめたのでFULGAZでいいやって事になりそうです。

唯一興味をそそるのはVR対応機能でしょうか？
私は、Quest２を持っているのでVRを装着するとどんな体験ができるのか興味があります。

ただあの重いVRをつけたまま漕ぐのは首にも負担が掛かりそうですしVRが汗だくになるのは間違いなさそうです

ZWIFT　※おすすめ

Zwiftは、バーチャル空間でサイクリングを楽しめるアプリです。世界中のユーザーと競争したり、トレーニングメニューを作成したりすることができます。室内バイクアプリでは一番有名なアプリです

こちらは実写と違いバーチャルワールドでサイクリングを楽しめるアプリです

完全日本語対応で、初心者コースを走りながら細かな説明を受けることができます

走っている最中に右の橋を渡るか左の山に行くかなどの選択肢が自分で選べるのも楽しめます。コースの感想によってポイントが与えられ自分の服やパーツを変えられるなどゲームとしての要素も多く取り入れられています

バーチャルコースだけあって海の中のトンネルを走るなどの現実にはありえないコースを走ることができるのも楽しいです

体験の日数だけではポイントもため続けることができないのでお金を払えばまた別の目標や楽しみ方を味わえるアプリだと思いました

Wahoo　※おすすめ

まずWahooってアプリを検索してもたくさんあってどれを入れていいかわかりません。今回のスマートバイク用アプリはMyWahooというアプリでした。

MYwahooは、Wahooユーザー向けのトレーニングプラットフォームです。MYwahooには、300以上の自転車コースが用意されています。

こちらはZwiftに似たCGでのサイクリングコースを走るアプリですが世界中の実在する場所を再現しているようです

何と言っても一番の特徴は「無料」であるということです

走る速度、負荷の自動調整など細かな変動もちょうどよくできていてZwiftにならんでよくできたアプリです

一人で自由にコースを走ったり、時間内のトレーニング、ネット上で他の人と一緒に走ることもできます

他の人と一緒に走ると負けたくないという気持ちが自然と湧いてきてかなりのモチベーションアップになることを身を以て実感。

実際には、５人程で走ったのですが、みんな慣れているのかかなりのスタートダッシュでおいていかれました・・・（マリオカートのようにスタートダッシュが必要みたいです）

「一瞬だけでも１位になってやる！」と思うとどのアプリよりも必死で漕いでいる自分がいました

他の人についていけるように頑張るぞっというモチベーションアップにはかなり役立ちます

別にお話をしながら一緒に走るというものではありませんので対人を意識することなく遊べて好きな時に退出できます

↑イベントモード　他の人と一緒に・・

捨てメアドで何度も無料お試しできるのか？

ここで気になるのは捨てメアドを使って何度も無料お試しができるのか？という疑問

そもそも無料お試しができるアプリは

「FULGAZ」
「ZWIFT」

の２つです

今回使う捨てメアドアプリはその名もずばり「捨てメアド」です
GooglePlayから無料で使うことができ、いくらでも新しいメアドを自動生成できます

このアプリを使い上の２つが登録し直すことで何度も無料お試しができるか試してみました

■「FULGAZ」はメールを新規登録することで２週間無料で制限なしに遊べます
「捨てメアド」のメールもはじかれることなく有効で、２週間ごとに登録すればずっと無料で遊ぶことができます

実績やいままでの成績はさすがにゼロからのスタートとなってしまいますが十分活用できる範囲であることがわかりました

■「ZWIFT」も「捨てメアド」のメール登録が可能で何度でも新しく生成したメールアドレスで無料で遊ぶことができます

ただし、「ZWIFT」の場合は日にちだけでなく「距離」も制限がかけられています
ですから１日に１時間も走ればお試し期間がまだ残っていても無料で走れる距離がなくなってしまいます

距離がなくなってもそのコースは、ずっと走ることができるのですが
次の日にはまた登録しなおさなければならずさすがに実用性がありません

「ZWIFT」がやりたければ素直に月額料金を払う方がよいでしょう

アプリを試してみて・・

MARCH S13に対応したアプリを遊んでみました

どのアプリも自動負荷調整機能に対応して繋がるところまでは確認しましたが実際に課金しないとほとんど遊べないアプリもあり・・やはり試してから課金できるアプリに分があります

ここで紹介したアプリ以外にもMERACH S13と接続可能なアプリはありますがやはり課金してからでないと遊べないなどで代表的なものはここに上げたものだけで十分だと思います

アプリは大きく分けて実写コースとCGコースに分かれます

個人的には自分のペースで外国の景色をみながら走れるFULGAZが今のところ一番のお気に入りですが慣れてきて人と競いたい、一緒に走りたいと思うようになれば最終的にZwiftにたどり着くのかな？といった印象です

このエクササイズバイク購入直前、普通の自転車で実際に外を毎日３０分走ってみました

外を自転車で走るのが少し慣れてきた頃、「もうこれを続ければいいんじゃないか？」とも思いましたがそれだと自分一人しか運動できません

妻も家に本物の自転車があってもきっと外には出たがらないでしょう

実際に走る３０分よりもアプリコースを走る３０分の方がしっかり汗をかきます

外の風の影響もありますが、Merachの方が確実に負荷のかかる運動をしているという実感がありました

それに今まで家で試した足トレの中でレッグカール＆エクステンションベンチよりもしっかり効果を実感できています

外だと帰った後、花粉で目が痒くなったり雨の日はやりたくても休まざる負えません

多少コースを変えたとしてもだんだん飽きてきたりと様々な弊害がありますがエクササイズバイクはどんな状況でも家の中で安全に世界中の景色を楽しみながら走ることができます

動作音も静かなので家族にも迷惑をかけません

実際の風を感じながら外に行くのも楽しいですが、これはこれで（エクササイズバイク）環境に左右されづらくて初心者は楽しく続けられます

最後にひとつだけデメリットといえばいろんなアプリを試してBluetoothで繋いでいると、たまにすぐアプリとバイクが繋がらない場合があります（自社開発アプリが多い？）

そうなるとせっかくやる気でアプリを立ち上げてバイクに跨っても接続設定に時間を取られてやる気を失ってしまいます

そういった意味でも有料アプリは繋がりやすい安定した環境も与えてくれます

今回の私のオススメは「FULGAZ」と「Zwift」、「MyWahoo」という結果になりました。

フィットネスバイク MERACH(メリック) スピンバイク 極静音 24段階負荷 アプリ連携 自動負荷調整 マグネット式 家庭用 コンパクト キャスター付き移動便利 防振マット付き

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※追記 2か月アプリを使用した感想

あれから２か月が経ちました

現在私が使用しているアプリは意外なことに「MyWahoo」です

最初は、「FULGAZ」がお気に入りだったのですが、実際にあるコースを走るため「今日は負荷を強くしたい・・」などの思惑に思った通りの負荷が得られず「走り出してみたものの負荷がなさ過ぎて違う・・」と感じて別のコースを試してみる・・そのうちにやる気が失われるというジレンマに陥りました

「FULGAZ」自体はよくできたアプリなので実写で外の景色や観光モードで走りたい。気分転換に外国の景色を見ながら走って運動しようというアプリです

「MyWahoo」は、ワークアウトモードがあり、「今日は負荷を強くして有酸素運動より筋トレがしたい」と思ったときにきっちり３０分コースなど好きな負荷を選ぶことができ気分転換よりもトレーニング重視の方に向いているアプリです

ワークアウトモードの勘違い

私が１つ勘違いしていたことは、「ワークアウトモード」は、自動負荷調整機能がついているバイクでも自分でダイヤルを回して負荷を調整しアプリが指定するリズムや一定の数値に合わせなくてはなりません

実際に自転車を漕いでいるようにギアが軽ければいくら漕いでもアプリ指定の数値に近づけませんしギアをあげれば少ない回転数で目標の数値にいけたり、いきすぎたりするので自分で調整することが必要になるのです

↑ワークアウトモード

話は戻って・・

「FREE RIDE」モードでは、コースを走りながらしっかりと負荷が自動で変化していき別の楽しみがあります

Bluetoothの繋がり方も他のアプリと比べかなりいいように感じます。いつもセットしてすぐにつながるのでモチベーションを損ないません

↑Wahoo接続～フリーライド

■「MyWahoo」の欠点

無料でここまでできる「MyWahoo」にも２つ欠点があります

それは、このアプリのレビューにもよく書かれていますが高画質で負荷が高いことです

私のスマホはOPPO Reno5Aですが、コースを走り終えるとスマホがかなり熱くなっています

バッテリーの消費も激しく、ある程度充電しておかないとエクササイズ終了後にはスマホのバッテリーがほとんどなくなっているなんてもあります

もう１つの欠点は、走行中の音がない事です。

ZwiftやFULGAZには走行時の路面や周辺の音がありますが「MyWahoo」にはありません。
ただ、走行中に音がないのが気になったことがなく動画を編集していてはじめて気が付きました。
動画で見ると音がないのは寂しいいですが、実際に走ると案外気になりません

アプリとしては「FULGAZ」も「MyWahoo」も優秀で「MyWahoo」をメインに気分転換に「FULGAZ」あと、音楽だけを聴きながら30分する日もあります

アプリ連動だけでなく単に音楽を聴きながら自転車を漕ぐのも慣れてくると楽しいので1つのアプリにこだわらずいろいろ変えてみるのがお勧めです

「ZWIFT」は最も有名なアプリですが、今は課金して続けるほど本気で自転車競技にはまっているわけではなく運動の手段としての自転車ですので、用途や目標、意識が違う分野なのかなと今は思っています

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