歳をとるごとにお金を使わなくなり
欲しいものも本当に必要か・・と考えればほとんどがそうではない事が多い。
今までしょうもないものばかり買ってきたけど、ちゃんと使ってないものばかり。
(例えば、ギターとかプロジェクターとか・・)
それなら娘にピアノを買おうと40万くらい小遣いを貯めたのだけど
ピアノを譲ってもらうことになり、浮いたお金はもともと使う予定だった
子供と家のために使った。
そうしているうちに、自分自身のくだらない事にお金を使うことができなくなっている
自分に気がついた。
家のお金はすべて妻に任せてあるので当然だが妻は自分の物でなくても
普段の買い物にお金を使う。
しかし、普段お金を使い慣れていない私はどんどん使うことができない
つまらない人間になっている。
子供の頃自分の親を見ながらもっと自分にお金を使えばいいのに・・
と思ったことがあったがそのまま自分がそうなっていたのだ。
しょうもない事にお金を使う事も大切だとは頭でわかっているのだけど
なかなか実行できないのだ。
そこで、競馬をしてみた。楽手銀行に口座を作って
ギャンブルをする事で、少しお金にルーズな自分に戻すためもあった。
2年くらいは、楽しんだけど大した掛け金もかけずそこまで使うことに
慣れなかった。(ある程度は一時的に効果があったが)
なぜ、使えないか・・
それは、使う事に慣れていないから?
泡銭なら使えるのかな・・ということで部屋の断舎利も兼ねて
ヤフオクをはじめてみたという訳。
例えば、何か欲しいモノが衝動的にでてきた場合、
どうしても買わなければならないものはないか?考える。
いずれはどうしても買う必要がある必需品・・
それがわかっているのに衝動的な物欲を優先順位の先に
してしまうので余計なお金が出てしまうのだ。
必要なものだけ買う・・最近ではミニマリストなどと言うこともある。
しかし、この考え方は人をつまらなくしてしまう。
物を減らす事はできているのだが、まだ欲しいものに葛藤している私は
ミニマリストには向いていないようだ。
ローンの借り換えなどで700万円くらいのお金を浮かせることができても
それを使うことはできないだろう。
しかし、若い頃のように身の程をわきまえずくだらない消費ばかりでももちろんダメ。
ちょうどいいところが難しいのだが、もう少し人生を楽しむ事も
今はまだ必要だと思う。