生まれた時から公平なんてない。教科書 指導書 中高生 テスト対策

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市内ではなんとか一番の進学校へ行けた息子

最初の中間テストの国語の点数が酷かったので教材を買いに出かけました・・

実力テストはさておき、学期ごとの習った範囲のなかからテストが出る中間、期末では

教科書から当然問題がでます。
国語、しかも現国の勉強の仕方がわからないと子供が言うので
それなら教科書ガイドだろう・・と・・
ところが本屋に教科書ガイドを見に行くと薄っぺらい内容で3000円、
まぁ値段はいいんですが、内容が薄い。
教科書にすでに書かれている重要項目に簡単な小問題が少しあるだけなのです。
子供も、「これは買う意味がない・・」
ということで、その日はとりあえず国語の大学入試共通テストの過去問を買って帰りました。
まだ1年ですが、現国となると習わないと解けない問題ってそんなにありません。
まだ早い?  じゃあいつやるの?  今でしょ?
みたいなことでとりあえず国語の文章を読み解く力をつけるために購入しました。
しかし、こんなものを買っておいてなんですが文章を読み解く力ってそんなにすぐ身につくものでは
ありませんよね。
小さい子供がいきなり文学小説を読んだところでちんぷんかん、普段から読書をしてしかもレベルを上げていく練習でもしていかないかぎりむつかしいです。
もっといい問題はないのか?
出る問題の文章がわかっているテスト勉強の仕方がない訳がありません。
ありました。
指導書です。
指導書はそれぞれの教科書メーカーが教育者用に作った先生用の教科書ガイドです。
メーカーにもよりますが、これを理解していれば何点・・のように通知表の評価基準となる具体的な項目があったり、中にはテスト用として難易度が3段階に分けられたテスト用問題と解答がDVDでついていたりとかなり充実した量です。
教師用ですので教師個人が買うのではなく学校単位で購入するので値段も高額で5万円~10万円します。
数学ならとにかく現国とかの読み手によって理解が異なる分野では先生の答えが本当に正解なのでしょうか?この指導書ですら作者の意図など後付けされたものにすぎません。
まぁそんな真理的話はおいといて、学生は点数をとらなければならないので
この指導書の問題集をもしテスト前にすることができたら・・・
指導書はもちろん高校だけでなく、小学、中学、高校と・・教科書を出しているメーカーはすべて用意してあります。
あなたの子供の周りには親が中学の教師とかいませんか?
その子供は大抵頭よくないですか?
もちろん、子供の努力をそんなことですべてかたずけてしまってもいけませんが・・
あなたが中学の教師だったとして自分の子供が中学生になったときに指導書の問題をやらせようとは
思いませんか?
私なら子供絶対にやらせますね。
そうでなくても、どこが重要項目なのか?どのポイントで評価をつけているか?
教師ならすべて理解しているはずです。
ならば、少なくとも子供には点につながるポイントだけを教えることができるので
子供自身のやる気は当然必要ですが、他の子と比べて最小限の努力で最大の益を生むことになります。
小学生には意味がないかと思うかもしれませんが・・
子供も
勉強する→必ず点数採れる→やる気が沸く→勉強が好きになる→勉強する・・
好循環でしかないのです。
世の中はスタート地点からなにもかもがすでに平等でない・・。
今頃になって私はそのことに気づいてしまったのです。
実は、指導書にはネットで閲覧できるサンプルというものが一部のメーカーにはあります。
その問題を高校に通う子供に見せてみたのですが・・
「やばい・・」「チートやんこれ!・・」
子供もかなり興奮ぎみに答えました。
なぜならそのサンプルは次の期末テストのテスト範囲だったからです。
私は、すべての教科書のサンプルを調べてみましたが次のテスト範囲とかぶっているのは
現国の一部のみ・・でした。
(親が高校の教師なら全範囲の指導書や模範テストが見られます)
とにかく、次のテストにはこの問題をやるしかない・・
先日、期末テストが終了しました。
結果として
指導書のテスト問題と同じだったのは・・
小問題の2問程度・・
先生もこの問題がサンプルとしてすべての人が見れることを知っていたのかどうかわかりませんが・・今回は現国という限られた文章の中で同じ問題はほぼでませんでした。
それでもなんとか前よりはよい点を採ることはできました。
実践的な問題をすることでより理解と余裕が生まれたのかもしれませんし
まぁこのチート技が使えるのも今回だけなのでなんともいえませんが・・
まぁ、世の中にはいろんな抜け道や私たち凡人の知らないアドバンテージがあり
生まれたときから不平等のなか戦っていかなければならないんだなという事をあらためて実感しました。
年の近い兄や姉がいてそれを理解している親がいればそれだけでも全然ちがいますよね。
中間や期末でしか使えない裏技かもしれませんが、中間期末は大学入試の査定に直結します。
そこで一番の狙い目が「指定校推薦」です。
指定校推薦はご存じの通り、学校指定の推薦でほとんどが実力以上の大学へ合格することができますが、選ばれるのは数人です。
その査定は1年~3年までの通知表(態度、理解度)、中間、期末の成績できまります。
ですから、3年になっていきなり勉強に目覚めていい点を採れるようになっても遅いのです。
(実力では勝負できますが、なかなかドラゴン桜のようにはいきません。)
>
それに「指定校推薦」というもの自体がチートとは思いませんか?
なぜ、そんなものがあるのか?
それは「うちの高校からは○○大学へ何人いきましたよ~」という高校側の大人の都合でしか
ないのではないでしょうか?
よほどの天才ではないかぎり平凡な家庭に生まれた子供はすでに棘の道を歩んでいるんでしょう。
本人の努力がすべてではないという事だと思います。
ちなみに指導書の一部がメルカリなどで売られていたりもしますが、私たちが今年の教科書の指導書や一番大事なテスト模試などを手に入れることは難しいでしょう。
一度指導書がどのようなものか、サンプルだけでも目を通して
知る人と知らざる人の違いだけでも理解しておくのは子供にとっても良いことだと思います。

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