
ずっと気になっていた“トラックボール”という沼。
マウス歴20年以上の私は「本当に慣れるのか?」と半信半疑のままブラックフライデーでポチッとしたのが Logicool M575。
結論からいうと――
最初は全然慣れなかったけど、調整して使い込むほど満足度が伸びていく不思議なデバイスでした。
なぜ M575 を買ったのか(購入理由)
ブラックフライデーの値引きで、普段よりかなり安くなっていたのが背中を押した最大の理由です。
ずっとトラックボールに興味はあったけど、
「慣れるのに時間かかりそう…」
「失敗したら無駄遣いになる…」
と手を出せずにいた私でも、セール価格なら迷わず買える。
“興味があったけど踏み出せなかった層” にブラックフライデーは最強。
届いて最初の感想:正直むずかしい
開封してすぐ使ってみた第一声は、
「あ、これは慣れないやつだ」
やっぱりカーソルをボールで動かすという感覚は新鮮すぎて、手が追いつかない。
とてもじゃないけど即日乗り換えは無理でした。
● 最初の1週間は“併用期間”
最初の一週間は通常のマウスと併用しながらなんとか使っていた感じ。
仕事中にイラついたら普通のマウスに戻したり、練習がてら M575 に戻したり。
ただ、これが正解でした。
一気にトラックボールに移行するとストレスがたまるので、ゆるく慣らすのが一番いい。
慣れ始めた理由は「設定の見直し」だった
慣れるまでの最大の壁は 初期設定のまま使っていたこと でした。
デフォルトのカーソル速度だと、どうも手の動きと画面の動きが一致しない。
そこで思い切って、感度を調整してみたところ……
「あ、これだ」と急に手に馴染む。
私はトラッキング速度を 66% くらいに設定していますが、
これは完全に人それぞれ。
ただひとつだけ言えるのは、
トラックボールは“自分好みに調整することが必須” ということ。
初期設定のまま「慣れない…」と諦めるのはもったいないです。
logi Options Plusをダウンロード
ポインタ速度を調整

M575 を買ってよかった点
● ロジボルトが同梱されていたこと(個人的に一番のサプライズ)
これが本当にうれしい誤算。
MX Keys を買おうか悩んでいたとき、
ロジボルト(Logi Bolt)が別売りで約1,000円 と知って少し引っかかって購入を断念した過去があります。
それがまさか、M575を買ったら普通に付いてきた。
「え、これ付属してくるの?」
「最初から言ってよ…!」
というレベルで得した気分になりました。
Bluetooth だけじゃなくロジボルト接続も使えるのは、安定性の面で大きなメリットです。
使い続けるほど満足度が増すデバイス
最初のインパクトはそこまで大きくなかった M575。しかし、
- 自分に合った感度に調整
- 1週間〜10日ほど使う
- ボール操作に慣れてくる
この流れを踏むと、急に「普通のマウスより楽じゃん」と思えてくる瞬間があります。
“気付いたら手放せない” タイプの商品。
コンパクトで場所を取らないし、腕も疲れない。
仕事にも趣味にも使えて、使えば使うほど愛着が湧く。
ブラックフライデーで買ったガジェットの中では、
今のところ M575 が一番当たりでした。



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