Digaのハードディスクをクローン作業なしで3Tに交換 BWT510

Digaのブルーレイレコーダー BWT510 のハードディスク交換(大容量化)に成功しました。

いろいろ調べているうちにわかったのですが、最近の機種はHDD交換ができないようになっているのですね、最初は機能重視で少ないHDDのものを購入しておいて後から足らなくなったらHDDだけ交換するということができないのなら最新の機種の購入意欲がかなりなくなりました。

※東芝REGZAだけは今もできるようです。

結論から言いますと、雑誌に載っていた外付けHDDに一旦登録したHDDを内蔵と入れ替えるとHDDのクローン作業なしで簡単という方法では、上手く3Tが認識されず、結局バイナリを触ってようやく3T化に成功しました。※クローン作業はありません。

(※失敗した理由が判明!最後に追記しました。)

続きに大体の方法、を記録しておきます。

HDD選び

まずHDD選びですが、私の購入時点では4TBのHDDが1TB当たりの単価が最安で売れ筋だったのですが、耐久性と交換時の不安から結局WDのAV向けを購入したので1万円前半の手ごろな3Tになりました。

(内蔵HDDはいくら大きくても3000タイトルしか表示されず、外付けは1000タイトルまでです。)

※タイトル数はDIGA機種により異なります

(雑誌の情報では外付けとして認識できるHDDが3TBまでなのでクローン作業なしのこの方法では3TBまでしかできないとのこと)

※認識できる容量は機種により異なります。

失敗したことで、バイナリの書き換えを行えばクローン作業なしでも8TBまでの大容量化ができることがわかりました。

※逆にクローン作業は、消したくない録画番組をブルーレイなどに焼く手間がめんどうな場合や外付けHDDに対応していないDIGAを大容量化する場合には必要ですが、外付けHDDに対応していて現在の録画がすべて消えてもよいなら必要ありません。

いったん外付けとして認識させたHDDをバイナリの書き換えで本来の容量に書き換えしてから内蔵HDDとしてフォーマットするという順番で8TBまで大容量化できます。

HDD選び最新はこちら

私の当時のHDD選びはこちらから

★私の当時の購入先

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★お勧め

「AVコマンド対応」外付けHDD購入して中身を取り出すとコスパ最強です。
中身は Seagate SkyHawkです。

HDDに1,500円ほど追加もしくは、容量によってはHDDだけ買うよりも安い場合があります。

私の方法では、HDDのクローン機器を使いませんから持っていない人は約5000円のお得になります。

しかし、元のHDDの内容はすべて消えてしまいますから必要なものはブルーレイに保存しなければなりません。

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※私も後から別用途でこのロジテックのHDDコピースタンドを買いましたが、USB3.0/3.1でSSDにも対応。

通常の外付けHDDケースとしても使えますのでPCの容量不足を補うのにめちゃくちゃ高速で便利です。

最近は、更に大容量のHDDも安くなっていますし予算に余裕があるのなら購入しておいて損はありません。

では話を戻して、まずは新しいHDD(今回は3TB)をDIGAの外付けUSB-HDDとしてつないでいきましょう。

USB-HDDとして認識させる

※交換してみてわかったのですが、新しいHDDを内臓として一度接続すると交換前のHDDを再度接続してももう認識されません。

以前のHDDに戻しても、もう見ることはできませんので十分注意して必要なものは必ずブルーレイに焼いておいてください。

まず、雑誌の掲載どおり新しいHDDをUSBで外付けHDDとして認識させます。(接続機器別途必要)

接続機器として先ほどのロジテックHDDコピースタンドを使ってもよいですし、DIGAの外付け専用として安く抑えたい場合は下のHDDケースなどもお勧めです。

外付けUSB-HDDをつないだら・・

「メディアを使う」から

USB-HDDを選択

決定

登録を選択

待つ・・・

登録完了

確認して決定を押す

ずらずらーっと写真を並べましたがここまでで外付けHDDとしての登録終了です。

ここで残量を必ず確認しておいてください。

私の場合、500GB→3TBへ6倍も増やしたのに残量が73時間(DR)しかありません。

私はこのことに後で気がつき、取り付けたHDDを後でまた外すはめになりました。
※失敗した原因

容量表示に問題がない場合は次のバイナリエディタの作業を飛ばして一旦USB-HDDとして認識させたHDDを内蔵HDDと物理的に入れ替えしてください。

バイナリエディタHxD

内蔵HDDとして取り付けた3TBHDDの容量表示がおかしいので結局ここからバイナリエディタを使うことにしました。(容量表示がおかしくない場合は読み飛ばしてください)容量表示の目安

こちらからバイナリエディタのHxDをダウンロードしてwindowsにインストールしてください。

※HxDは必ず管理者として実行してくださいそうしないと表示されません!

ここで、500GBの内蔵HDDをクローンしている方なら500GBである「51 BA 80 0E」を検索して3TBの「E6 5D 04 57」に置き換える作業をするのですが・・

今回の場合、この外付けHDDとしてすでに認識させたHDDは500GBではありませんので当然バイナリエディタの「コントロール + F」で

「51 BA 80 0E」を検索してもでてきません・・・

一旦外付けとして認識させたこの3TBのHDDは、今一体何GB として認識されているのでしょうか・・

そこで一度取り外した500GBのHDDをPCに繋ぎこの「51 BA 80 0E」を8箇所さがして同じ場所を 3TBの 「E6 5D 04 57」 に変換していくことになりました。

(取り外したHDDを調べなくても変換するバイナリの場所はこちらを参考にしてください。)

2017年現在では設定値は2つ書き換えするのが主流になっているようですが、もう一つの値(設定値2)を検索したところ8箇所以上検索結果がでてしまいましたので2つ目は書き換えしませんでした。

今回は1つの書き換えのみで実行しましたが、いまのところ不具合は出ていません。

HDDの入替え

あとは物理的な交換です。

M3750020.jpg

こちらは開ければ大体わかるので割愛させていだだきます。
(埃まみれ!この機会に掃除してください)

新しいHDDはすぐに固定せず、実際にちゃんとした録画時間が表示されるかなど確認してから固定するようにしてください。このとき電源を入れた状態でのHDDの取り扱いはかなり注意してくださいね。落としたらすぐ壊れますよ~

HDDの初期化(フォーマット)

一旦USB-HDDとして登録したHDDを内蔵HDDと物理的に交換できたら次の手順です。

M3750025.jpg

作業中こんな画面もでてきてかなり焦りましたけど再起動でなんとかいけました~(汗)

M3750026.jpg

 新しいHDDをつないで

M3750027.jpg

「初期設定」から

M3750028.jpg

 「HDD/ディスク/USB-HDD設定」

M3750029.jpg

 「HDD設定」を選択

M3750030.jpg

 「HDD管理」3秒以上決定ボタンを押す

M3750032.jpg

 「HDDのフォーマット」

M3750034.jpg

 「はい」 を選択

M3750036.jpg

 「実行」!

M3750037.jpg

 ・・・

M3750039.jpg

 完了

M3750045_20171015132425b00.jpg

 成功!

録画時間の確認

ちなみに同じDR(録画モード)でも録画番組がBSかCS、または地上波などによって残量は変わってきます。

録画時間が合っているかどうかの目安は下記を参考にさせていただきました。

録画モードと記録時間の目安(通常録画)

BSの場合だと3TB HDD で約270時間で正解のようです。

これで我が家のブルーレイはDRで276時間、今は5倍のHLでほとんど録画していますので1300時間ほど、毎日の残量確認ブルーレイディスクへの書き込み作業が減って録り放題です。

ここからはもう外付けHDDで管理しようと思います。もうブルーレイディスクが増えるのもうんざりなので・・

最初に失敗した理由判明

どうして3TBHDDを一旦外付けにする方法でちゃんと3TB分認識されていないか理由がわかりました。

私のDIGAは外付けだと2TBまでしか対応していませんでした・・・。

換装可能で外付けHDDも対応DIGAのUSB-HDD最大容量表

USB-HDD最大容量表

機種名 USB-HDD 最大容量 最大換装 容量
DMR-BRT230 2TB 8TB リンク
DMR-BWT530 3TB 8TB
DMR-BWT630 3TB 8TB
DMR-BZT730 3TB 8TB
DMR-BZT830 3TB 8TB
DMR-BZT9300 3TB 8TB
DMR-BR130 2TB 8TB
DMR-BRT220 2TB 8TB リンク
DMR-BWT520 2TB 8TB
DMR-BWT620 2TB 8TB
DMR-BZT720 2TB 8TB
DMR-BZT820 2TB 8TB
DMR-BZT920 2TB 8TB
DMR-BWT510 2TB 8TB リンク
DMR-BZT710 2TB 8TB
DMR-BZT810 2TB 8TB
DMR-BZT910 2TB 8TB
DMR-BZT9000 2TB 8TB

※最大換装容量は内蔵HDDのものです。

ご自分のレコーダーの外付けHDDの対応容量をよくお調べになってから作業をすれば

バイナリなどイジらないで交換が可能だと思います。

外付けHDDの対応容量よりも大容量に交換したい場合はバイナリの操作は必要です。

AV用内蔵HDD

HDDクローン

外付けHDDを一旦外付け化して分解して内蔵にするのもアリ

※普通の外付けHDDの中身はWD BLUEの可能性が高く外付けとしては使えますが内蔵用には不向きです。内蔵用として中身を取り出す場合は「AVコマンド対応」と明記された外付けHDDを購入してください。

下は「AVコマンド対応」です。

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