技術(資格)習得にはお金が必用。

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6歳から娘がピアノを習いだしてから2年がたちました。


最初はおぼつかなかった娘の指も今は簡単なものならまったく指先を見ないで弾けるくらいになり。成長を楽しんでいます。

私にも死ぬまでにできるようになりたいことが沢山あります。
英語、プログラミング、ギター、ピアノ、ドラム、ベース、6パック・・・
でもどれもなかなか続くことができません。
続けるには1つの事に集中して1年単位でやれば7年もあれば上に挙げた事がすべて人並み以上にはできるようになっているはずですが、人生はそうはいかないのです。
先日もアンドロイドアプリの開発を独学でやろうとして思った以上に難しくて挫折しかかっています。
そこである事を思い出しました。
それは会社で無理やりとらされた資格です。
6~9ヶ月の勉強で合格できるものなのですが、会社がお金を出してくれて講習に何度も行かされました。
そこで思ったのが、
この講習がなければ絶対に6ヶ月で合格などあり得なかったという事です。
筆記試験の内容はかなり範囲が広く公式のテキストを見ても最初何を書いているか理解できないレベルでした。
最初の2ヶ月くらいは講習に行ってもとても合格する気がしなかったのですが、だんだんと理解が加速するようになったのです。
そこで思ったのですが、会社の講習にいけばこんなに簡単な合格の近道ルートがあるという事です。
なのに独学でテキストを買って勉強する人はかなりの回り道をしています。それが合格率21.6%と低い理由であり、弁護士などの超難関試験は例外として資格がとれる人ととれない人の差なのです。
そこには3つのポイントがあったと思います。
①どうしても合格しなければいけない(上手くなりたい)という思い
②授業内容
③継続
娘のピアノの場合①の意識はありません。
あるのは②と③だけです。
③の継続・・これが一番大事という当たり前の話ですが
独学ではここがどうしてもできません。
子供の場合は親に行かされるところから始まるので自分から止めるという選択がありません。
ところが大人の場合はお金をだして一瞬習いにいったとしても自分ですぐに判断して止めてしまう場合があります。
・・かといって習いにいっても無駄なものというのは確かにあります。
幼い頃の英会話とか、適当に教えられる音楽系習い事だとか、いつになっても初歩しか教えないパソコン教室・・
習い事に自分のレベルが合ってない場合です。
塾もレベルが合っていなければ同じ事が言えます。
簡単すぎても難しすぎてもダメです。
独学である程度できることもありますが、恐さもあります。
私は独学でギターを始め、かなり指が動くようにはなりました。周りの人からもすごいと言われるように弾けるようになり始めたのは4ヶ月を過ぎた頃からだとおもいます。
それなりの情熱が当時あったからだと思います。
ところが、独学というのはそこから先が問題です。ある程度の曲なら何でも弾けるようになった私はもうすでに満足してしまい、ギターのスケール、コード、作曲理論といったものをまったく学ぼうとしなかったのです。そのことが必用だと感じるようになった頃にはもうある程度情熱が冷めてしまっていました。
毎週継続して続けてある程度上達した時の次のステップへのカリキュラムを組んでくれるところが、お金を出して習い事をする意味だと思います。
特になんでも吸収できる子供の頃にはお金をかけて習わせてあげる事が一番の近道だと思います。
・・・とここで終われば良い話ですが、結局はお金かな?なんて思う今日この頃。
私立進学校に入れる習い事をいくつもさせる中には地元にいいダンススタジオがないから毎週何時間もかけて習いに行く人もいます。毎週サッカーの試合の遠征に子供を連れて行く、子供にそこまでかけられる情熱はもとより、往復や試合に一緒に付き合える経済的余力があってこそ。
普通に働いていたらそんな時間すらありませんから。そういう子供しか特別な存在になるのは難しいんですかねやっぱり・・。

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