便秘対策に間違った水分の取り方、熱中症にも・・

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このところの暑さはかなりひどいですね。

私の職場でも熱中症で人が倒れました。
そのおかげと言ってはなんですが、補給する水について今まで間違っていた事を知りました。
熱中症対策だけでなく、便秘対策にも水分を沢山とりなさいとよく言われます。
便秘の方はここで何度も取り上げて克服したつもりでしたが、またちょっとしたきっかけで
4月からコロコロ便で毎回排便に苦労するようになっていました。

ちょっとした理由というのが、4月の健康診断で中性脂肪が高く出たので
大好きなお菓子類やジュースをやめたことがきっかけでした。
お菓子とはいえ、食べる量が減るので便秘にならないように水分を沢山とって
ヨーグルトや納豆、もずくを食べ、DHAサプリを飲んで気をつけていましたが
だんだんと便がコロコロで硬くなり始めました。
前回も同じ理由で中性脂肪をあきらめてお菓子を食べると元に戻ったのですが、
今回も同じ過ちを犯したくありません。
今回驚いたのが、最終手段で病院に行きいつものように便を柔らかくする
マグネシウム腸を動かす漢方をもらって毎食後に続けたのですが
それでも一時的にしか改善されることはありませんでした。

水も毎日2リットル近く飲んでいるのにどうして?
そこで私が最初に考えたのが水の質です。
ここで生まれて初めて硬水軟水という言葉を意識するようになりました。
私が毎日飲んでいたのは軟水でした。
硬水にはミネラルやマグネシウムが含まれ便秘改善に役立つという事を初めて
しりました。
そこで、日本で手軽に買えるエビアンからコントレックスと硬度を上げて水分を沢山とりました。
それらには沢山のマグネシウムが含まれており、病院で便秘改善にもらう薬も
マグネシウムだから便秘に効かない訳がありません。
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ところが、実際にはそれらの硬水を飲んでも私のコロコロ便は全く改善されませんでした。

そこで病院でもらうマグネシウムの量をみてみると一錠200mgと書かれています。
エビアンが26mg/ℓコントレックスが74mg/ℓ
一錠200mgのマグネシウムを飲んでも効かないのに74mg/ℓのコントレックスを飲んだからと
いって私の頑固な便秘に効くわけがありません。
また、マグネシウムはカルシウムと同時に沢山摂ると尿道結石などになりやすいという話も
あります。コントレックスにはカルシウムが468mg/ℓも含まれているのでそれも心配でした。
軽い便秘の人には効果があるのでしょうが、私には向いていなかったようです。
そうこうしているうちにはや4ヶ月。
8月になると私の職場で熱中症で病院に運ばれる人がでました。
原因は水分不足。
水分不足?
その人はちゃんと水分を補給しているし、塩分も飴で摂っているのになぜ?
熱中症対策では当たり前ですが、水分といっても水やお茶ではダメなんです。
汗や尿として体外に排出されて腸に残りません。
熱中症対策にはポカリスエット、それでも間に合わない場合はOS-1などの経口補水液
飲んでくださいと病院で言われました。
そこでピンときた訳です。
私も水をやめてポカリスエットに変えてみました。
すぐには効果がでませんでしたが、数日飲み続けていると驚くほどコロコロ便が改善されて
便の調子がよくなりました。
4ヶ月の答えがやっと出ました。
お菓子をやめたから便秘になったのではなく、健康のために水を買ってきて飲むようにしたから
だったのです。ポカリは糖分が高めなので完全にダメだと思い込んでいました。
もちろん飲み過ぎてもよくないと思います。
しかし、この夏の暑さでは普段の熱中症対策にポカリスエットを敬遠していては本当に倒れて
しまいます。
ただの水では毎日2リットル飲んでもまったく効果が無いことを自分の体で改めて体験しました。
もし、熱中症の症状が少しでもあるなら経口補水液を少しでも早く飲む事を切にお勧めいたします。
私は、便秘が改善されたので普通の水も飲みながらうまく調節していきたいと思います。
しかし、今年の夏の暑さは異常ですね。
ポカリや経口補水液を常備しておくことをお勧めいたします。


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