子供にスマホを持たせる年齢はどんどん下がりつつあります。
早ければ小学生ぐらいからスマホを持つのは当たり前な今どのプランを選んだら良いのでしょうか
私も来年には子供にスマホを持たせる予定ですので真剣に選んでみたいと思い
ます。
今回は子供に持たすという観点から考えていますので一般的な観点からは
少しずれているかもしれません。
まず・・
無制限プラン
まずNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの
3大メインブランドの標的プランは無制限プランが主力になりつつあります。
●NTTドコモ 5Gギガホプレミア
5G対応
月額7315円
国内通話は30秒あたり22円
(通話定額1870円)
●KDDI(au)使い放題MAX 5G
5G対応
月額7238円
国内通話は30秒あたり22円
(通話定額1980円)
●ソフトバンク メリハリ無制限
5G対応
月額7238円
国内通話は30秒あたり22円
(通話定額1980円)
ギガ数によって割引等もありますが
それでも3社とも7000円代と子供に持たせるには少し高価に思います。
(3社の小容量プラン3~7GBもありますがそれでも5478円~6765円)
20GBプラン
(三大キャリアのオンライン専用プラン)
最近は政府のスマホ料金値下げの圧力でNTTドコモKDDIソフトバンクの3大キャリアが2021年3月から20GBで税抜き2000円代と言う格安の料金プランを始めました。
●NTTドコモのahamo
●KDDIのPovo
●SOFTBANKのLINEMO
の3つがあります。
大手メインブランドとしては破格であることは間違いありません
●ahamo(NTTドコモ)
5G対応
月額3278円
国内通話は30秒あたり22円
通話定額は5分間無料がついています。
また海外旅行でも使えますので短期留学などをする場合はahamoの選択メリットが大きくなります。
●Povo(KDDI)
5G対応予定
月額2728円
※5分間通話定額(5分550円)
オプション扱い
国内通話は30秒あたり22円
オプションでデータ使い放題24時間220円が付いてきますので必用な時だけ使い放題で使うことができます。
●LINEMO(ソフトバンク)
5G対応
月額2728円
※5分間通話定額(5分550円)
オプション扱い
国内通話は30秒あたり22円
LINE使い放題
「LINE」がデータ容量を消費せずに使い放題となります。
ahamo、Povo、LINEMOのデメリット
●留守電、キャリアメール未対応
ahamo、Povo、LINEMOは留守番電話が使えない上電話転送にも非対応ですので留守電アプリも機能しません。
キャリアメールはahamo、Povo、LINEMO 全て未対応。
ただしSoftBankのLINEMOは将来の対応に含みを持たせています
●家族割り、光のセット非対応
メインブランドのプランは高額ですが家族で複数回線を契約すると適用される家族割が適用でき、利用割引光回線とのセット割引など大きく割引されます。
一方、ahamo、Povo、LINEMOは家族割などは適用されません。
しかし私から言えば、メインブランドのプランは元々の値段が高いので
そこまで割引を気にする必用は無いと思います。
●契約やサポートがネットのみ
ahamo、Povo、LINEMOともオンライン専用プランという位置付けで店頭や電話での対応は一切なし。
契約から故障対応まで全てネット上で手続きします。
スマホに詳しい人には簡単便利ですがスマホに不慣れなユーザーには難しいのかもしれません。
支払い方法はクレジットカードに加え口座振替も可能です
●未成年や法人は契約できないかも
ドコモ、au、ソフトバンクはもちろんサブブランドのUQモバイルやY!モバイルそして楽天モバイルでも未成年者や法人の契約が可能です。
しかしahamo、LINEMOは個人のみの契約で法人契約はできません。
また未成年者による回線契約にも未対応です。
※この制約はオンライン専用プランであるためもともとキャリアのオンラインショップは未成年では利用できません。
未成年者がahamoなどを利用するには親名義の回線を使う必要があります。
その他の懸念事項
●eSIM対応状況
オンライン専用プランの特徴の一つがeSIMです。
iPhoneなどeSIM対応のスマホが必要となりますが
契約手続き後数10分から1時間程度で回線を利用できるようになります。
すでに楽天モバイルはeSIMに対応済みでLINEMOもサービス初日からeSIMに対応
しますがドコモはeSIMは開始に向けて準備中との事です。
またKDDIのPovoも対応予定ですが開始時期はまだ未定としています。
●iphoneは使えるか?
iPhoneについてはahamoやLINEMOもいずれも対応できるとしています
Povoは対応端末を検討中としていますがまず大丈夫なはずです。
楽天モバイルでもiPhoneは利用できますが緊急地震速報に未対応でiPhone12の5Gに楽天回線が最適化できていないといった課題があります。
サブブランド(格安SIM)他
●UQモバイル くりこしプラン
月額1628円~
国内通話は30秒あたり22円
未使用データ容量翌月自動繰り越し
●Y!モバイル シンプルプラン
5G対応
月額2178円~
国内通話は30秒あたり22円
他
●楽天モバイル UN-LIMIT VI
5G対応
1GBまで0円
3GBまで1078円
20GBまで2178円
無制限3278円 ※au回線は5GB
国内通話は30秒あたり22円
1回線目は1年間無料 eSIM対応
※楽天mobileのデメリット
楽天モバイルのデメリットは地方や郊外では自社エリアが狭くエリア外では5GB制限があるauエリアにつながるという弱点があります。
※楽天エリアのみが3278円。
私の選択 UQモバイル
子供でもWIFI環境のある家で同居する小学生~高校生までとWIFI環境がない所へ下宿することになった場合の大学生に分けられると思います。
同居する高校生までなら行動範囲も狭くほとんどが家と学校の近辺ですので
スマホを使う場所としては家の中が80%以上を占めています。
Wi-Fi 環境さえあれば、ギガ数はそんなに必要ないはずです。
そういう点から言うと私の場合、最適なのは
UQモバイルの3GB、くりこしプランS
月額1628円。
これが最安になります。
今回調べていて気がついたのですが私の契約したデータ高速通信+音声通話プラン1848円はすでに新規契約が終わっていて、くりこしプランが登場が1628円~登場してました。
現時点でくりこしプランにするだけで220円お得。
妻もUQモバイルですので220円✕2=440円安くできることが判明しました。
プランの変更はmyUQmobileから簡単にできますのでめんどくさがらず数年おきに自分のプランをチェックし直すことをおすすめします。
UQ学割
2021年の5月31日までなら18歳以下の学割プランがあり3GBのくりこしプランSの場合、契約から8ヶ月間は税込み990円で使えますので家計に大助かりです。
※くりこしプランが対象。
UQ家族割
家族割りは対象プランが
スマホプラン/おしゃべりプラン/ぴったりプランです。
おしゃべりプラン/ぴったりプランは既に新規契約を終了しており現時点で契約している方のみ。
スマホプランは3Gで税込み月額2178円
家族割で妻が500円引きの1678円
子供も1678円とすると
家族3人の合計は5534円
家族3人が繰りくりしプランSに契約した場合
1628円✖3人=4884円
となり
わざわざスマホプランで家族割をつけるよりそれぞれくりこしプランを契約した方が月額650円もお得になります。
スマホプランとくりこしプランの違いはほとんどなく
くりこしプランの場合
●家族割やギガMAX月割がない
●LINEの年齢認証ができない
くらいで上記のとおり家族割の方が高くなってしまったので
くりこしプランS✕3台=4884円
これがWi-Fi 環境あり、1ヶ月に3Gも使わない私にとっての最も家計にやさしい選択肢となりました。
また子供の学校の連絡網に通話がある程度必用な場合もくりこしプランなら必用な時期だけオプションで月500円、60分/1ヶ月かけ放題等を利用できます。
楽天モバイル
そしてもう一つオススメするのが最近登場した楽天モバイルです。
このプランは記載したとおり
1GB以下を無料、
3GBまでを1078円
20GBまでが2178円です。
私は毎月1GB使いません。
外にいる時にYouTubeなどの動画を見ないようにしているだけでギガ数をあまり気にせず使っています。
そう考えるともし
楽天モバイルにしていた場合は
毎月無料となります。
このプランの良いところは
子供が大学生になって一人暮らしをしてWi-Fi環境がなかったとしても
20GBまでは2178円、無制限でも3278円で使えてしまいますの
で将来Wi-Fi環境がないところに一人暮らしをするとしても
キャリアを考え直す必要がなく使えるのは魅力的です。
しかし、デメリットでお話したとおりエリアがまだ狭いので対応していない地域にお住まいの方や地方の大学へ進学される方は注意しなければなりません。
ahamo
最近流行の20GBプランのなかではahamoが特に気になりました。
5分の通話無料と海外旅行で使えるのが便利ですね。
ただ私の子供は語学系の大学に行く予定もなく、コロナの影響で今は必用ないかな・・
今のところ20GBの容量もWi-Fi 環境があるので不要。
コロナが納まって海外旅行の計画があれば考えてみたいと思います。
勘違いしていた事
大学生になってWIFI環境が無くても
スマホのギガ数を大容量にしてテザリングすれば補えるように思っていました。
しかし実際のところデザリングって案外途切れやすいので臨時的に使うならともかく
常時パソコンに繋いだりオンラインゲームをプレイするのはおすすめしません。
ちなみに・・
3大メインブランド無制限プランでもauとSoftBankはテザリングを30GBに制限しています。
SoftBankによるとPCでのテザリングはデータ消費が激しくネットワークに負荷がかかる
可能性があることが大きな理由です。
一方ドコモは
お客様ニーズや競争環境を踏まえテザリング無制限にしているとのことです。
スマホ回線の契約って、学割や家族割、プランの違いなど思った以上にわかりづらく混同してしまいます。
わたしも今回ようやく理解できました。
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