スピンバイク選びで悩んだあげくトレッドミル(ルームランナー)にすら揺らぎかけたのですが、やはり騒音とルームランナーはお手入れしなきゃならないってことで結局スピンバイクを購入しました
私が最終的に選んだ機種はこちら
「MERACH フィットネスバイク S13」
になります。
購入の決め手と直前の候補
直前までの候補としては
【NEXGIM】 QB-C01S
どちらも自動負荷調整機能付きですがこちらは80段階、私が購入したMERACH S13は24段階なので機能的には【NEXGIM】 QB-C01S の方が上、より強い負荷へ微調整できそう。
それにアプリがなんだか【NEXGIM】の方が楽しそう・・
値段は55,000円と72,000円と17,000円の差・・
※少し前 60,880円【NEXGIM】
もう少し値下がりしてくれたら【NEXGIM】 なのにな・・と思っていた矢先、逆に「MERACH フィットネスバイク S13」の方が55,000円→40,000円とセールになっているではありませんか。「37,000円の差ともなるとなぁ~」なんてちょっとだけ悩んでいると次の日37,000円になってる!?
もうこれは底値でしょ・・ってことで「MERACH フィットネスバイク S13」を37,000円で購入した次第です。
Amazonの4月のセール・・なんだったっけ?忘れましたがそのセールが始まる1~2日前に37,000円まで下がってました・・アマゾンセールよくわからん・・
開封&組み立て
注文から2日で到着した商品、さすがアマゾン配達業者泣かせ・・だけどうれしい
まずそこそこの梱包サイズで重さも30.5㎏ありますが手がとどけばそこまで重く感じません。
むしろ数日前に買ったニトリの圧縮マットレスの方が同じくらいの重量なのに1.5倍くらい重く感じました
妻&猫部屋に運び入れ組み立ててみることに・・
組み立て動画は、YouTubeにも公式からでているのでここでの説明は省きますが
「案外難しい」
この一言に尽きます。
一番のやま場はハンドルの配線です。
ひと昔前の自作PCのようなむき出しのケーブルを穴から引っ張り出してつなげるだけなんですが
「ハンドルを伸ばしすぎてケーブルが切れたら終わり」
細い配線が切れてしまったらこのAIスマートバイクすべてが終わってしまいます。こんな慎重な作業を客にやらせるのか?といった印象。たしかに梱包は最小限にまとめられてるけどここだけは最初から繋ぐなりして欲しかったというのが第一印象です
ですから、もし使わなくなったら元の箱に戻してしまっておこうと思っていたのですがもう一度分解したら下手したら配線切りそうでコワくて元には戻せません・・
あとは、同梱される道具がショボすぎて作業が大変等ありますがハンドルの配線以外は大変だけど壊す心配はありません。動画のように簡単にはいかないと思っておいた方がよいでしょう。
完成・通電
中国製なのでもしかしたらボルトが入らないとか穴位置がずれてるなんてことがあるかもしれないと思い完成まで若干不安を抱えながらの組み立てでしたが何事もなく無事に完成しました
この製品を動画で見た時にデジタルのダイヤル部分が若干安っぽくてすぐ壊れないか心配でしたが割としっかしとした作りで芯も歪みなく安心しました。
静音性
まず軽くまたがって漕いでみましたが静音性は「素晴らしい」の一言です
隣のリビングにいる子供達が私がいることにすら気づかないほど静かで「いたの?」って驚いてました
果たして24段階の負荷調整で足りるのか・・
24段階で足りるんだろうか?
有酸素運動だけしたい妻と違い私は筋トレにも使いたかったのでここも確認したいところでした。
結果は、十分。
24段階にすると確実に家や会社にある自転車のギアをMAXに上げたより重くてとても30分なんて無理です。普段自転車にのるならちょうどいい負荷が私の感覚で「9」くらいです。
アプリで坂道になると自動で「15」くらいまで上がりますが、かなりの負荷が感じられます。
もちろんこの評価は人や目的によって違うと思いますが、24段階あれば十分に感じました
立ち漕ぎをするとかなりの負荷で今は1分も続けられません
自社開発アプリの評価
「MERACH」自社開発アプリはとても一言で言えるような量じゃないです。
とてもたくさんのコースや難易度があり普段運動をしていないと最初は30分続けられないと思います。
・・ですが・・
全部を試したわけじゃないのですがいくつか試して私なりの感想を言わせてもらえば
「思った程楽しくない」
「MERACH アプリ」に限ったことではないのかもしれません、漕がなくても道は進みますしやっぱり実際に外を走っているのとは違います・・
それに初期の段階では長く続けられないのに15分とか20分といったコースが少なく完走できない。それに自動負荷調整機能付きなのですが負荷がなかなか変わらないのです。
初心者向けのコースだからなのかもしれませんが、負荷が自動で変わるところを体感したい私としてはちょっと不満。
軽快な音楽も流れてくるのだけど自分の好きな曲を聞いたり映画を見ながらの方が30分が短く感じられるのではないだろうか?という印象です。
妻は早々に自分の好きな曲をかけてアプリを使わずに漕ぎ出しました。
アプリ連動の意味・・・
でも・・ちょっとまってください
けしてアプリ連動型バイクが楽しくない訳ではないのです。
実のところ他社のアプリをいくつか試してみたところ、確かにこれなら「負荷がどんどん変わって楽しい」ってアプリもあります。
まだ2つだけしか他社のアプリを試していないのでアプリに関しては後日伝えられたらとおもってます
今言えるのは「FulGaz」というアプリは「MERACHアプリ」より私には肌にあいます。
アプリを使いながら音楽も聴ける?
同じスマホでワイヤレスイヤホンをつないでアプリの走行する動画を見ながらお気に入りの曲が聴けるのか?というものですが「MERACHアプリ」ではまだ試してないのですが少なくとも「FulGaz」アプリではそれができます。
きっとほとんどのアプリも同じ事ができると思いますのでこれから確認していく予定です。
AIバイクメーカー他社の自社開発アプリも使える?
購入前にもうひとつ頭によぎっていたことがありました。
それは、同じbluetoothなら他の会社のアプリも使えるんじゃないか・・という安易な期待
これは最初に言っておきますが「無理」です。
Zwift等の有料サブスクが多いなか永久無料で使える自社開発アプリが他の会社の製品で使えるわけありません。
「使えなくしている」というのが正しいのかもしれませんがそんなに甘くありませんでした。
そもそもアプリ対応スピンバイクなら運動するのか?
結局運動は続けていけるのか?
という事ですが、アプリありとなしでは間違いなくアプリ対応で目の前の景色が変わって負荷が変わる方が楽しいですし「完走」という達成感が違います。
バイクにまたがって走り出したら最初の20分はしんどいですが20分を超えるとうっすら汗が出てきて「軽いランナーズハイ」のような状態になります。そうなるとアプリ上の目の前の景色が楽しくなり30分でやめるつもりが完走の48分走っていたという事がありました。
・・・ですが
バイクにまたがるまでが問題なんです。
息子は最初アプリが物珍しくて初めて我が家で完走したのですが、普段自転車で学校行ってるからという理由で乗りません。「MERACHアプリ」の「ボスと戦う」ってコースの設定がイマイチだったこともあるとおもいますが・・
目標、目的さえあれば続けていけると思います。
それにアプリがあることで継続をより具体的に目標をもってできる理由にはなると思います。
メリット・デメリット
この製品のメリットとデメリットを上げてみます
■メリット
24段階負荷で十分な運動と性能
作りがしっかりしている
静音性が次世代ですばらしい
アプリがより目的をもたせてくれる
回転部分にカバーがあるので猫がいても安心
自動オフがありがたい
■デメリット
組み立て配線が怖い
「自社アプリ」がイマイチ・・
こんなところですかね。レビューでたまに書かれているアプリが繋がらないという現象、妻も同じ事があったようです。私は今のところありませんし、他社のアプリを試しているのでそこまで使っていません。
他に家に猫がいるのですが回転部分全体にカバーがあるのは安心です。
それでもペダルは当然回っているので運動している間は猫を部屋から出しておいた方が無難ですね。
最後に・・
最後に、結論としてこの商品を買ってよかったかと言えば
「よかった」
と今のところの評価です。
値段を別にしてもアプリ連動はいろんな可能性を秘めていますし運動初心者にはよりあった方が続けやすいのは間違いないです
ただ、どのアプリもコースとなると30分で終わるコースがほとんどないので初心者はほとんどのコースを完走するのが難しいです。当たり前に1時間、2時間、それ以上のコースばかりなので最初はつまらないけど時間設定だけで20分設定とかに設定してやる方がいいかもしれません
いきなりコースをやりたい人は、数少ない30分後半のコースを何度もやるか1時間のコースでも30分だけとか、「この山を越えたらやめる」等で気分を変えてみると続けられるかなと思いました
もの珍しいアプリ連動バイクなので最初はいろんなコースを試したくて本来の目的の運動ができないのもあるあるです。購入直後はうれしくて毎日やりがちですが、いきなりやらずに3日に1度とか緩めの目標からスタートするのが長続きのコツです
黄砂、花粉、雨、強風・・運動をやめる理由が外にはいくらでもあります。そもそも出たからには絶対家まで帰らなければならないのはよほどの覚悟がないと続けるのは大変です
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