大学生協ノートパソコンは買うべき?値段が高い?他の選択肢は?

大学生になると早速必要となるのがノートパソコン。大学生協のおすすめノートパソコンは、業者との癒着があって値段が高いという勝手なイメージですが実際はどうなのでしょう?

大学パソコン そもそも何に使う?

学業

  • 講義でのノート作成
  • レポート作成
  • プレゼンテーション資料作成
  • プログラミング
  • 論文作成
  • オンライン授業の受講
  • 研究活動
  • プログラミング、CADソフトの使用(一部理系のみ)

プライベート

  • インターネット閲覧
  • 動画視聴
  • 音楽鑑賞
  • ゲーム
  • SNS
  • 写真編集
  • 読書
  • 趣味

就職活動

  • 企業情報収集
  • エントリーシート作成
  • Webテスト受験
  • 面接対策

近年、大学の授業や課題でパソコンを使う機会が増えています。 オンライン授業やオンラインでの課題提出も一般的になり、大学生にとってノートパソコンは必須のアイテムと言えるでしょう。

ただ、これだけみると理系の学生が学業でCADやプログラミングをする以外にそこまでスペックの高いノートパソコンが必要には見えませんね

大学生のノートパソコン選びのポイント

スペック

  • CPU:処理速度に関わる重要なパーツです。
  • メモリ:作業スペースの広さに関わります。
  • ストレージ:データを保存する場所です。
  • バッテリー:駆動時間に関わります。

サイズ・重量

  • 持ち運びやすさに関わります。

その他

  • 予算
  • デザイン
  • ソフトウェア

これらのポイントを考慮して、自分に合ったノートパソコンを選びましょう。

2025年 大学で必要なノートパソコンのスペックとは?

大学の求めるノートパソコンのスペックをホームページなどから洗い出してみました

■OS(オペレーティングシステム)
Microsoft Windows 11 推奨
※Windows10 は 2025 年 10 月でサポート終了となるため

■プロセッサ(CPU)
Intel Core i5 (12世代以降が望ましい)または AMD Ryzen 5 のどちらか相当以上
2020 年以降に発表されたモデルであることが望ましい
※Arm CPUは不可(Snapdragon等)

■メモリ(RAM)
16GB以上(推奨)(学部により余裕があれば32GB)

■内蔵ストレージ
SSD 256GB 以上 (SSD 512GB 以上を推奨)

■無線 LAN
Wi-Fi5 以上 (802.11a/b/g/n/ac) に対応していること
2.4GHz および 5GHz の両方に対応するものを選択すること

■バッテリ駆動時間
カタログ値で 8 時間以上
緊急時にモバイルバッテリーからも給電できるよう、 USB Type-C で給電できるモデルが望ま
しい

■セキュリティ対策ソフト
セキュリティ対策ソフトは必ず必要です。セキュリティ対策ソフトは、在学中は大学のライセンスを使ってインストールすることが可能。また、Windows11 に標準で付属する Windows Defender(無料) を使用しても構いません

■外部入出力
USB 2.0, 3.0, 3.1 端子(いずれかに対応のこと/Type A,Type C のいずれも可)

音声入出力(スピーカーとマイクを内蔵し、ヘッドセット〈ヘッドフォン+マイク〉を接続できること、Bluetooth ヘッドセット等でも可)

外部画面出力(HDMI)端子(外付けアダプタでも構いません)

WEB カメラ(遠隔講義等で必要となることがあります。外付けでも構いません)

■ディスプレイ
11~14インチ程度
ディスプレイは高解像度(1920×1080 や 2560×1440 など)のものを強く推奨します。
CAD等を使う学部の場合14~15インチの薄型ノートPCを推薦

■キーボードマウス
物理キーボードが付属しているもの若しくは接続できるもの

■Office
在学中は、大学が提供するライセンスにて Microsoft のデスクトップ版 Office アプリ(Word、Excel、PowerPoint など)を無償でインストール可能なところが多い

■その他ソフトウェア
遠隔授業を受講する際に Zoom(無料でインストール可)を使用することがあります。その他、授業で必要となるソフトウェアについては、授業ごとに別途指示を行います・・

大学生パソコン MacかWindowsか?

最近は、Windowsのアプリが必要な授業があったりとMacだと後々苦労しそうです。ひと昔前のIntelMacならWindowsがネイティブ対応でしたが現在は仮想ドライブにWindwosをインストールしたりする必要があり手間とストレージとメモリが多く必要となるだけでなく最悪、目的のアプリが動かなかったり動作が重くなる可能性も・・

Windownsをメインで1台持っていてサブ機としてならMacもありだと思います

WindwosはProじゃなきゃダメ?Homeエディションでもいいの?

各大学生協のおすすめを見る限りProである必要はなさそうですがもしかすると学部によってはProエディションが必要になるかも(情報工学系?)

それでも後で買い足してバージョンUPすることも可能なのでその時に考えても良いとは思います。

Windows Pro と Home の違い

Windows 11 Proでできることはたくさんあります。主な機能を以下にまとめました。

Windows Pro の主な機能:

  • セキュリティ:
    • BitLocker ドライブ暗号化: USB ドライブを含むドライブ全体を暗号化し、紛失や盗難時のデータ漏洩を防ぎます。
    • Windows 情報保護 (WIP): 組織のデータを個人用データから分離し、誤ったアプリや場所へのコピーや共有を防止します。
    • リモート デスクトップ: 別の PC から Windows Pro デバイスにアクセスし、リモートで作業できます。
    • Hyper-V: 仮想マシンを作成および管理し、異なるオペレーティング システムを実行できます。
    • ドメイン参加: 会社のドメインに参加して、ネットワーク リソースへのアクセスやグループ ポリシーの適用を可能にします。
    • Azure Active Directory 参加: クラウドベースの Azure Active Directory に参加して、シングル サインオンやクラウド リソースへのアクセスを可能にします。
  • 管理:
    • グループ ポリシー: 組織内の PC 設定を一元的に管理し、セキュリティ ポリシーやソフトウェア展開などを制御します。
    • モバイル デバイス管理 (MDM): モバイル デバイス (スマートフォンやタブレット) を管理し、セキュリティ ポリシーの適用やアプリの展開を行います。
  • ビジネス:
    • ビジネス向け Microsoft Store: 組織向けのアプリを検索、取得、管理できます。
    • 高度なネットワーキング: ネットワーク接続をより細かく制御し、VPN 接続や DirectAccess などを設定できます。

正直これらを読んでも実際に使ったことがある機能はリモートデスクトップくらい。学校から指定がない限り一般にはHomeでもまったく問題ありません。

何度も言いますが、最悪必要なら後から有料でアップデート可能です

そもそも生協でノートパソコンを買う必要はあるのか?

各大学のホームページを調べたところ既に所有している方は購入の必要がないとの回答が多く、必ずしも生協で買う必要はないようです。ただ、どうしてもスペック的な心配、カメラや接続端子類の有無が不安など・・いろいろ決めないといけない時期にパソコンまで考えるのが面倒って人は生協のパソコンを購入しておくのが間違いなさそう。

個人的には、たとえ理系だとしても最新のCoreUltra7AI機能が本当に必要なのか疑問です。

生協の保障は安心に思えますがそんなに簡単に壊れるのか?メーカーの保障もありますし最悪壊れた時は修理の間大学でノートパソコンを貸し出してくれるところがほとんどです。

これから紹介する東大や京大の優秀な学生が本当にアンケートで選んだおすすめなのか?だとしても値段は適正なのか?この時期沢山のお金が出ていくので少々のお金に対して鈍感になりがちですが安心とコスパとどちらを選ぶかそれとも生協はどちらも優秀なのか?見極めたいところです

大学別生協パソコン

大学生協も自分の合格した大学だけでなく手が届かなかった憧れの大学など他の大学も参考にしてみることをおすすめします。個人で購入するにしてもより納得できます

東京大学 2025年

東京大学生協

東京大学は早々と2025年向け情報を公開しています

さすが東京大学、ログインしないと価格等の情報が表示されません..

シャープ dynabook ダークテックブルー

シャープdynabook ダークテックブルー
OSWindows11 Pro 64bit
CPUインテル®Core™ Ultra7-155H
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー約27.0時間(アイドル時)(JEITA Ver3.0)
ディスプレイ14.0型(1,920×1,200)
重さ約0.99kg

SSDは、2025年にしては256GBと少なめです。それでもCoreUltra7、バッテリー27時間、重さ0.99kgとかなりのハイスペックですね。メーカーは東芝だと思ってましたが現在はシャープのようです

私が市販モデルで選んでみたのが下になります

SSD 256GB→1TBメモリ16G→32GBにアップグレードして230,780円送料無料、4,196ポイントです。

Officeは在学中無償でライセンスを利用できるようですのでとりあえずは無しのモデルを選択しました。

NEC LAVIE SOL プラチナシルバー

NECLAVIE SOL プラチナシルバー
OSWindows11 Home 64bit
CPUインテル®Core™ i5-1335U
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー約23.0時間(アイドル時)(JEITA Ver3.0)
ディスプレイ14.0型(1,920×1,200)
重さ約1.19kg
価格???

こちらはタッチパネルが魅力ですがその分同じ14インチにしてしまうとCPUがCorei5、Windows11HomeSSD256GBにしても値段が上がる印象ですね(市販品を見る限り)

個人的には、タッチパネルに需要をそこまで感じず、東大や京大では、iPadの併用利用者も多いことから個人的には上のdynabookと比べて魅力が少なく感じてしまいます

↑生協と同じスペックにして1年基本保障で184,910円、SSDを1TBにカスタムして201,410円

自分で購入すると容量を増やしたり自由に選べるところが魅力です

Apple MacBookAir M3

AppleMacBookAir
OSMacOS Sequoia(予定)
CPUApple M3チップ
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー最大18時間
ディスプレイ13.6インチ
重さ1.24kg
価格???

CPUがM3というだけで細かなcore数が表示されていませんが、学生価格で8コアCPU8コアGPU、SSD 256GB、メモリ16GBで149,800円(税込)から購入できるのはかなり魅力的。(購入時アップグレード可能)

ひと昔前なら学生生活をおしゃれにMacBookといきたいところですが、最近の各大学の傾向から新規購入するならWindowsにしておいた方が無難な気がします・・

どうしてもMacに憧れがあるなら今回Windwosノートの値段を抑えて、学生のうちに学割でMacを追加購入するという選択肢もありです

京都大学 2024年

京都大学生協

京大生協はパソコンのスペックが細かく載っていて印象がいいですね
※現在はまだ2024年向け情報しかありません

富士通 LIFEBOOK UH08 生協オリジナル

富士通 UH08 生協オリジナル
OSWindows11 Home 64bit
CPUインテル®Core™ i7-1360P(第13世代)
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー約29.5時間
ディスプレイ14.0型WUXGA(1920×1200)
重さ約918g
価格???

こちらも各生協おすすめでよく売られていて2025年度の大阪公立もこちらの前の型番ですがCPUがUltra7-155Hになって218,000円(税込)になっています。値段によりますがこちらのCore™ i7-1360P(第13世代)でも十分4年間使えることでしょう。それよりストレージやメモリの容量を増やしたいところ

このPCはとにかく軽いことが特徴となりほとんどの大学生協で採用されている鉄板モデル。見た目もスッキリして色も選べるので男女問わず人気のようです

Apple MacBookAir M2

AppleMacBookAir
OSMacOS Ventura
CPUApple M2チップ
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー最大18時間
ディスプレイ13.6インチ(2560×1664)
重さ1.24kg
価格???

2024年向けの情報だけあってこちらはM2のMacBookAirです。大学生用の1台目としてMacはお勧めできませんが2台目以降のセカンドPCならM2でも十分だと思います

Panasonic Let’sNote CF-FV3 生協オリジナル

PanasonicLet’sNote CF-FV3 生協オリジナル
OSWindows11 Pro 64bit
CPUインテル®Core™ i7-non vPro(第12世代)
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー約17時間
ディスプレイ14.0型QHD (2160×1440)TFT
重さ約1.099kg
価格220,000円(税込)オリジナル保障付き

大学生用PCとしてディスプレイの解像度も高いハイスペックな鉄板ノートですね。2025年用大阪公立ではLet’sNote CF-FV5を推奨していますが値段が261,000円と跳ね上がってます。正直1年前の京大オリジナルのスペックでも十分な気がしますが(SSDを自分で交換可能もしくは外付けSSDを併用するなら)

大阪大学 2024年

大阪大学生協
大阪大学生協もまだ2024年度の情報となります

Panasonic Let’sNote CF-FV4 生協オリジナル

PanasonicLet’sNote CF-FV4 生協オリジナル
OSWindows11 Pro 64bit
CPUインテル®Core™ i7-1360P(第13世代)
メモリ16GB
ストレージSSD 512GB
バッテリー
ディスプレイ14.0型QHD (2160×1440)TFT
重さ約1.099kg
価格???

2024年度の情報ですが512GBのストレージとかなりハイスペックで値段が気になるところです。
今年はやはりFV5になるのでしょうか・・

Panasonic Let’sNote SR3 生協オリジナル

PanasonicLet’sNote SR3 生協オリジナル
OSWindows11 Pro 64bit
CPUインテル®Core™ i5-1235U(第12世代)
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー
ディスプレイ12.4型QHD (1920×1280)
重さ約999g
価格???

CPUがCorei5ですが第12世代と十分な性能です。
ディスプレイが12.4型というのが少し気になるところ・・

Apple MacBookAir M2

AppleMacBookAir
OSMacOS Ventura
CPUApple M2チップ
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー最大18時間
ディスプレイ13.6インチ(2560×1664)
重さ1.24kg
価格???

2024年の京大生協おすすめとまったく同じスペックです

大阪公立大学 2025年

大阪公立大学生協

大阪公立大は早々と2025年の情報を掲載しています

Panasonic Let’sNote CF-FV5 生協オリジナル

PanasonicLet’sNote CF-FV5 生協オリジナル
OSWindows11 Pro 64bit
CPUインテル®Core™ Ultra7-155H
メモリ16GB
ストレージSSD 512GB
バッテリー約18.1時間
ディスプレイ14.0型QHD (2160×1440)
重さ約1.099kg
価格261,000円(税込)4年間保証+動産保険付き

CoreUltra7512GBでかなりのハイスペック、バッテリーが昔のノートPCのように取り外し交換可能なところがポイントですメモリ32GBにすると289,000円(税込)と私の想像の斜め上をいく価格になります。ただし公式ストアで個人で購入するとメモリ16GB297,000円(税込)と生協よりも更に高くなってしまいましたのでこのモデルだけは生協で買うことをお勧めします。

生協パソコンは個人で買うよりお得なのか?

上のLet’sNote CF-FV5の情報だけみると個人で購入するより生協パソコンを購入した方がお得なように見えてしまいます。しかし・・基本的にLet’sNoteは、法人向けパソコンであり、個人で買うと高くなる傾向にあります。そもそもLet’sNote自体が価格に見合ったスペックかと言われれば疑問です・・(堅牢というメリットはあるが)

公式ストア

Let’sNoteシリーズは、ボディの作りが頑丈なことでも知られとにかく値段が高くても安心を買いたい人向け

値段が割高ですが他のPCと比べ優れている点はディスプレイ解像度が2160×1440の点です。しかし14インチのノートにそこまでの解像度が必要か?CADをメインとする学部にメリットがあるくらいではないでしょうか? 他のパソコンも外付けディスプレイを接続可能で解像度問題が解決可能なことも忘れてはいけません

バッテリー交換可能なのはとても魅力的ですが、昔からこの手のPCで予備のバッテリーを購入した試しがなく、最近ではモバイルバッテリーで時間を延ばせる事も頭に入れておくべきでしょうか・・

富士通 LIFEBOOK UH08 生協オリジナル

富士通 UH08 生協オリジナル
OSWindows11 Home 64bit
CPUインテル®Core™ Ultra7-155H
メモリ16GB
ストレージSSD 256GB
バッテリー約30時間
ディスプレイ14.0型WUXGA(1920×1200)
重さ約898g
価格218,000円(税込)4年間保証+動産保険付き

驚異的なバッテリー持続時間と Ultra7-155H、生協パソコンにしては安い?(麻痺)コスパが魅力。WindowsがHomeエディションである事、SSDが256㎇メモリ16㎇ですがSSDが自分で交換可能ならありかも。メモリの交換は不可

こちらを同じスペックを個人で購入するとOfficeなしで198,280円(税込)SSDを512GBに増やして220,680円(税込)型番 RK_WU2J3_A011ですので自分で容量を増やして購入した方がよいかと・・

NEC LAVIE SOL

NECLAVIE SOL
OSWindows11 Home 64bit
CPUインテル®Core™ i5-1335U
メモリ16GB
ストレージ256GB
バッテリー約23時間
ディスプレイ13.3型(1920×1200)
重さ約1.19kg
価格173,000円(税込)4年間保証+動産保険付き

文系におすすめと書かれています。ディスプレイが13.3のタイプなので理系には少しだけ小さいのかな?(14型とほとんどかわらない?)CPUもCore™ i5-1335Uと他のPCと比べると非力(日常使う分には全く問題ないレベル)こちらもバッテリーが長時間で軽くて持ち運びに便利そうです

パソコンにこだわりのない人、レポートやオンライン授業ならこのスペックでも十分。見た目もシンプルできれい

こちらを個人で同スペックで1年基本保証で購入すると184,910円(税込)SSDを1Tにして201,410円(税込)です。生協の方が4年保証で安いですが、私なら保障より1Tにカスタマイズできる方を選びます・・人それぞれかな?

各大学の生協パソコンをみて

それぞれおすすめの生協パソコンをみるととにかくバッテリーの持続時間がかなり必要な印象です。実際大学の案内を見てもバッテリーが授業中になくならないように注意を促しておりこれが大学で使うノートパソコンの値段を跳ね上げている一つの要因でもあります。

生協パソコンは保障がいろいろついていますが盗難補償はないのは注意が必要です。

もともと故障時には大学のパソコンを借りられるシステムもあり補償に頼る必要もないかと考えます

あとメモリに関しては空きスロットがほとんどなく追加や交換ができないため最初から拡張して買っておいた方がよい印象

個人的に生協パソコンで一番気になるストレージ256GBに関してはパソコンに少し詳しい方なら交換は可能な機種もありますが分解が必要ですので未経験ならこちらも最初から大容量を購入が吉です

生協パソコンはオリジナルのモデルもありますが同じ性能の市販パソコンと比べても特別高くはなく一部のモデルならむしろ安く買える場合も

問い合わせてストレージやメモリをアップグレード可能なら生協での購入も検討にいれてよいとおもいます。みんなと同じ安心感が欲しければそれもありだとおもいます。

ただ、ここまで高性能なノートパソコンが本当に必要なのかは疑問ですし、理系学生だとしてももっとカスタマイズして容量を増やしたモデルをコスパよく市販で買える事も事実です。

ノートパソコンは内蔵GPUなのでグラフィック性能が上がってきたとはいえGPUを別で積んだデスクトップには到底およびません。大学で持ち運び用のノートパソコンは値段を抑えて1~2年後にデスクトップを購入するという買い方もパソコンに詳しい方にはありではないかと思います。

メモリ、SSDの交換について

これらの生協おすすめパソコンはどれも高スペックですが、後々のメモリ増設や交換ができない場合がほとんど。ストレージSSDに関しては少し慣れた人なら安く交換も可能な機種もあります。

下の動画を参考にしてみてください

※古くなったパソコンのSSD交換ならともかく購入仕立てのノートパソコンを分解するのはいくら慣れているとはいえやりたくない作業です。最初から大容量でカスタマイズ注文するのがベストかも・・

価格.COMで調べてみた

理系学生向けに今年の最新最強モデルPanasonic Let’sNote CF-FV5メモリ32Gにアップした290,000円を対象とした比較となります

比較条件
■29万円以下
■重量1kg以下
■SSD 1TB
■メモリ32G
■ノングレア(非光沢画面)

■CoreUltra7 155H
core ultra 7 155Hと 258vでは258Vの方が新しいのですが155Hは6コア/22スレッドでマルチタスクに優れています258vは、8コア/8スレッドでシングルタスクに優れていて今年の生協パソコンがこぞって155Hなので155Hにしましたが258Vでも良いような気はします

■NPU搭載
NPUは、ニューラルネットワークの計算処理を効率的に行うように設計されこれにより、AIの推論処理(学習済みのモデルを使った予測や分析)を高速化することができます。
こちらも消費電力に役立ちます

■Intel AI Boost
Intel AI Boostは、インテル® プロセッサーで人工知能 (AI) ワークロードを高速化するテクノロジーで画像認識、自然言語処理、機械学習などの AI タスクのパフォーマンスを向上させ。通常の消費電力削減にも役立つ=バッテリー持続時間が長い

■他カメラや接続端子類は大学の必要とする基準に準じたものとする

価格.com -ノートパソコンの比較表(dynabook RZ/MX 価格.com限定 W6RZMX7CAL-K 14型WUXGA Core Ultra 7 155H 1TB SSD Officeなし [ダークテックブルー]、dynabook RZ/MX W6RZMX7XAL 14型WUXGA Core Ultra 7 155H 1TB SSD Officeなし [ダークテックブルー]、dynabook RZ/MX 価格.com限定 W6RZMX7BAL-K 14型WUXGA Core Ultra 7 155H 1TB SSD Officeあり [ダークテックブルー]、dynabook RZ/EX 価格.com限定 W6RZEX7CAL-K 14型WUXGA Core Ultra 7 155H 1TB SSD Officeなし ヘブンバーンズレッドコラボモデル [ダークテックブルー]、dynabook RZ/MX W6RZMX7WAL 14型WUXGA Core Ultra 7 155H 1TB SSD Officeあり [ダークテックブルー]、FMV LIFEBOOK UHシリーズ WU4/J3(FMV Zero) KC_WU4J3_A015 Windows 11 Home・Core Ultra 7・32GBメモリ・SSD 1TB搭載モデル [ピクトブラック]、FMV LIFEBOOK UHシリーズ WU2/J3 KC_WU2J3 Windows 11 Home・大容量バッテリ・Core Ultra 7・32GBメモリ・SSD 1TB搭載モデル、FMV LIFEBOOK UHシリーズ WU4/J3(FMV Zero) KC_WU4J3_A035 Windows 11 Pro・Core Ultra 7・32GBメモリ・SSD 1TB搭載モデル [ピクトブラック])
ノートパソコンを価格、スペック、レビューなどで徹底比較!購入を検討されている製品を登録すれば、違いがひとめで分かります!(対象製品:dynabook RZ/MX 価格.com限定 W6RZMX7CAL-K 14型WUXGA Core Ult...

かなり厳しい条件で絞るとシャープのDynabook富士通LIFEBOOKが残ります。27万円以上のLIFEBOOKだとそこまで差がないので更に25万円以下で絞るとDynabookしか残りません。

この中で更に※インテル Evoプラットフォームバッテリー駆動時間アイドル時35時間で選ぶと..

※インテル Evo プラットフォームとは、インテルが定めた高性能ノート PC の基準を満たしていることを意味します。このプラットフォームに対応したノート PC は、優れたパフォーマンス、応答性、バッテリー駆動時間、接続性などを備えており、快適なモバイル体験を提供します。(特にバッテリー持続時間が優秀です)

¥236,280 税込

となりました。windowsHomeですが、もし必要なら後からProにアップグレード可能だとしてハードだけで選びLet’sNote CF-FV5よりSSDを倍の1TBにしても53,720円安く買えます

大学生協以外で私が買うなら・・

一時は、私も安心感のために生協パソコンを考えましたが他の大学をみて東大の東芝dynabookSSD1TB、メモリ32GBにアップグレードして230,780円ならスペック的もコスパ的にもに289,000円のNECよりいいのではと思います(ディスプレイ解像度だけは負けていますが外付けモニターに繋ぐことも可能)最初から1TBのSSDにしておけば後で交換のリスクを減らすこともできます。

さらにWindowsHome(購入時カスタマイズ負荷、自分でアップグレード有料可能)なら

こちらも魅力的。
このヘブンバーンズレットっていうゲーム?キャラは知らないのですがシールがついているだけなので貼らなければ問題なしかと・・色がダークティクブルーしか選べない点だけ1点マイナス

もしそこまでパソコンにこだわりがないならゴリゴリの高スペックをコスパ重視で買わなくても軽量が特徴のLIFEBOOK UHシリーズは色も選べて男女共に共感の持てる安心仕様です。

ただ、メモリは16GBでもいいけどさすがにSSDは512GBは欲しいので下のこちらがおすすめ。色はシルバーホワイト一択ですかね・・下のリンクはブラックですが選択で色が選べます。生協でSSDを512GBにできるならそれでもいいかも。

ノートパソコンはデスクトップと違い交換できないパーツが多く寿命の長い製品ではありません、他にプリンターやIPAD購入を推奨している大学もありこれだけで軽く40万円は飛んでいきます。他に生活用品やら入学金やらと出費の嵩む時期に最新、最高のスペックを豪華一点買いというわけにはいかないところです。

東京大学大阪公立大学ズべ
シャープ dynabook ダークテックブルーNEC LAVIE SOL プラチナシルバーMacBookAirLet’sNote CF-FV5 生協オリジナル富士通 LIFEBOOK UH08 生協オリジナルNEC LAVIE SOLシャープ dynabook ダークテックブルー
OSWindows11 Pro 64bitWindows11 Home 64bitMacOS Sequoia(予定)Windows11 Pro 64bitWindows11 Home 64bitWindows11 Home 64bitWindows11 Pro 64bit
CPUインテル®Core™ Ultra7-155Hインテル®Core™ i5-1335UApple M3チップインテル®Core™ Ultra7-155Hインテル®Core™ Ultra7-155Hインテル®Core™ i5-1335Uインテル®Core™ Ultra7-155H
メモリ16GB16GB16GB16GB16GB16GB32GB
ストレージSSD 256GBSSD 256GBSSD 256GBSSD 512GBSSD 256GB256GBSSD 1TB
バッテリー約27.0時間(アイドル時)(JEITA Ver3.0)約23.0時間(アイドル時)(JEITA Ver3.0)最大18時間約18.1時間約30時間約23時間約27.0時間(アイドル時)(JEITA Ver3.0)
ディスプレイ14.0型(1,920×1,200)14.0型(1,920×1,200)13.6インチ14.0型QHD (2160×1440)14.0型WUXGA(1920×1200)13.3型(1920×1200)14.0型(1,920×1,200)
重さ約0.99kg約1.19kg1.24kg約1.099kg約898g約1.19kg約0.99kg
価格?????????261,000円(税込)4年間保証+動産保険付き218,000円(税込)4年間保証+動産保険付き173,000円(税込)4年間保証+動産保険付き230,780円(税込)

今回は2025年の生協おすすめパソコン最強モデルのLet’sNote CF-FV5に匹敵するモデルを選んでみました。普通に個人で買うならならここまで高性能なノートパソコンはたぶん買いませんが大学でどこまで使うかわからないので同じ性能+αで更にコスパのいいモデルを探してみました。

もし必要最低限のスペックを現在所有しているなら最初は買わずにそちらを当面使用し、本当にもっと上のスペックが必要だと感じた時に更に最新の必要なスペックの機種を買うという選択肢は十分にありだと思います。今回は、現在所有していない人がどうせ買うならというのが前提です

もしゲームがしたいと考えるならノートPCでは限界がありますし、大学用のノートPCに大量にゲームをインストールするのはいくら大容量でもおすすめできません。その場合、大学持ち運び用にはお金をかけずに下宿先にデスクトップPCを買う方が絶対幸せです

最終的にこれらの選択肢をみて検討をされるのはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました