dynabook RZ/MX 大学用PCとして個人購入レビュー

息子の大学用PCを生協PCを買わずに自分で楽天で購入しました。

子供の行く大学だけでなく東大生協、京大生協、阪大生協などを参考にして選んだPCがこちら

東大生協でもおすすめされているdynabookです

本当は、同じdynabookでも下のSpecialEditionが更にコスパがよく欲しかったのですが決断した時には既に売り切れ。通常のモデルを選択しました。

購入時期

大学用PCっていつ買うの?って思いません?

高価なものなので合格が決まってもついつい後回しにして生協の説明会から数日してようやく購入しましたが、説明会に参加してどうやら生協でPCを買わなくても大丈夫という事がわかりました。

それで生協おすすめの中でも最強ノートPanasonic Let’s note CF-FV5よりスペックをあげてなおかつコスパ優先という事で選ぶとdynabook一択となった次第

高価なので後回しにしていると第一候補のSpecial Editionのdynabookが売り切れ・・次の候補も3月25日以降の納品になりそうだったのであわてて購入し3月17日には届きました。

国公立大の前期合格発表は3月9日~入学前に準備しておくPCの設定もありますし、全国の新入生が同時期に同じようなノートPCを買うので在庫もなくなりがち・・時期によっては1万円くらい安く買えたりしますが待っている時間はありません・・とにかく合格が決まったらなるべく早めに購入がお勧めです

スペック

シャープdynabook ダークテックブルー
OSWindows11 Pro 64bit
CPUインテル®Core™ Ultra7-155H
メモリ32GB
ストレージSSD 1TB
バッテリー約27.0時間(アイドル時)(JEITA Ver3.0)
ディスプレイ14.0型(1,920×1,200)
重さ約0.99kg
Officeなし
価格220,880円(送料無料)

メモリ32GB、SSD1TBで重さも1kgを切って非の打ち所がありません。
このスペックで220,880円なのですからコスパ最強!

息子がPCに求める物は見た目よりとにかく大容量のSSDが第一優先だったため

第一印象

第一印象としては、とにかく軽い・・開封する前から中身が入っているのか?と思うほどの軽さです。
先日購入した液タブの方がはるかに重い・・びっくりしました。

次に思った以上に青い・・ダークブルーという事でもう少し暗いかと思いましたが想像以上に青くて驚きましたね。見た目重視の女子の印象はよくないかもしれませんね・・

注意が必要な点

使用してみての注意点がいくつかありました

電源ボタンが少し押しづらい

押せなくはないんですが、押した感覚が「いまいち押した感じがしない」というのが正確な表現でしょうか・・「ふにゃっ」としてて押せたのかどうか若干わかりづらい印象です

半角/全角キーが小さい

左上の半角/全角キーが小さく少し押しづらく感じます。それ以外のキーピッチや大きさはまったく問題なくむしろ打ちやすい印象ですが半角/全角キーはよく使うキーなので通常サイズの方がよかったですね・・

全体プラスティック、高級感がない

このスペックで20万円台前半なので仕方ありませんがタッチパッドの横あたりがすべてプラで高級感がありません。会社でVAIOを使っているのですがアルミ製で高級感があります

写真はVAIO スペックは劣るがキータッチや高級感、堅牢度はこちらが上

使ってみた感想

やっぱりSSD1TBは余裕があり安心できます

息子が大容量が欲しかったのは今使っているiPhoneが128GBしか容量がなく写真やデータを移したかったというのがあります。写真をPCに移しても十分な残り残量には安心感があります

もちろん、外付けSSDに逃がすという手もあるのですがPC内に沢山保存できるのは安心。外付けSSDは、高価な買い物を入学前に沢山したのでしばらくお預けですね・・

CPUのパワーに関しては、私の現在使っているデスクトップPCがAMD Ryzen 9 5900Xだからなのかもしれませんがインテル®Core™ Ultra7-155Hは体感的にそれほどのパワーを感じないというのが正直な印象

メモリ32GBもあり余裕ですが、これも会社のメモリ16GBのVAIOと比べて格段に速いという印象はありません。16GBでも十分な使い方しかしていないからかもしれませんが

バッテリーの持ち時間に関しては公式でアイドリング時27時間という事なので実際に使うと起きている間の1日は問題なく持つといった印象。朝使い始めて夜には充電が必要なくらいで実際に使うとこんなもんか?といった印象です。最初の設定はかなり短い時間でスリープモードに入るようになっておりこういう仕様も含めて長時間バッテリーなのかな?と思います。

インターフェイスに関しては大学生協おすすめPanasonic Let’s noteと同じで安心できます

左にHDMI®出力端子×1USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×1Thunderbolt™ 4(USB4™ Type-C)コネクタ(電源コネクタ)×2

右にマイク入力/ヘッドホン出力端子×1、USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×1、LAN(RJ45)×1

タッチパッドは広くて使いやすくボタンもタッチパッドそのものを押すタイプなので見た目もスマートで気に入ってます

バックライトキーボードに関してはタイピングしている間、ひかりますがすぐに消えるような初期設定になっておりライト自体もそこまで明るくないのでおまけ程度といった印象。実際そこまで使うものではないのでまったく問題ありませんが

フロントカメラの物理シャッターについてですがノブがめちゃめちゃ小さくて少し操作しづらい印象。今のところZoomなどをカメラをほとんど使わないので気になりませんが、よく使う人にはシャッターの開け閉めが会社のVAIOと比べ少し難かもしれません。問題のないレベルではありますが・・

やっぱり普段ゲーミングデスクトップを使っている私にとってはそこまでのパワーを感じることはできませんでしたが軽さとコスパで息子は大満足でした

更に付け加えるなら会社のVAIOと比較してそこまでの差を感じなかったため通常のOffice処理くらいならメモリ16GB、Corei5(12世代)でも持ち運びを重視するノートPCとしては、まったく問題ないのかなと思いました。これなら見た目に全振りして富士通のUH8やVaioでも良いのかもしれませんがこの値段で最初からSSD1TBというアドバンテージ部品の取替えが難しいノートPCにおいて大きいと思います

このPCはやはりコスパが売りのコスパ最強PCであるという結論です。

大学用PCにOfficeやセキュリティソフトは要らない

大学用PCにOfficeやセキュリティソフトは必要ありません。なぜなら在学中は無料で使えるアカウントを与えられるからです。息子のPCは、私がOfficeの設定をしましたが全くOfficeの入ってないPCでも問題なくインストールして使用できることを確認できました

セキュリティソフトも同様で大学から無料ライセンスが在学中支給されます。ただへたなセキュリティソフトはアプリとの相性が悪い可能性もあり入れるかどうかは個人の判断になると思います

WindowsはProでもHomeでもどちらでもよい

私が大学生協の説明会でこの事について質問したところ「各学部の先生に聞いてください・・」と。つまり大学生協はこの事を未確認で高価なPCを全学生に売ろうとしているのです。

結論として学部による必要なPCのスペック等に記載されていなければProでもHomeでも全く問題ないと判断しました

たとえば大阪公立大学の各学部による必要スペックはこちら

液タブと繋いでみた

先日購入したばかりの液タブと繋いで息子が受験が終わったらやりたかったイラストを描くという趣味をはじめました。性能的にまったく問題ありません

液タブ15インチがかなりデカく机を圧迫します・・

USBデザリングに挑戦

デザリングについては、一つの記事が書けるほどのポイントかと思います。

大学生の息子はWi-Fiなしのマンションを契約しました。月々5,000円程かかる光回線の契約、その5,000円をWi-Fiに使うなら少しでも好条件の物件を探した方がよいというのが私達の決断

生協でもデザリングでは遅いといって光回線の契約を勧められますが、Airタイプのターミナルを契約した場合、5GのUSBデザリング以上に遅いので注意が必要です

私の会社の後輩がAUのAirタイプのターミナルを契約してデザリングを卒業できると思いましたが、そのスピードが想像以上に遅く今解約を考えていると話していました

息子は楽天モバイルでギガ無制限で最大3,168円です。(使わなければもっと安くなります)iPhoneなのでwindowsPCとのUSBデザリングにはAppleデバイスというアプリを入れなければなりませんがUSBデザリングだとかなり快適ですしどれだけ使っても3,168円を超えないので安心感があります。

iPhoneのデータを移す

最初、Windowsとのデザリングにitunesを使うのが嫌でitunesの中から2つのファイルを取出してインストールする方法でUSBデザリングしていたのですが、今度はiPhoneのデータをUSBでPCに移そうとすると勝手にデザリングモードになり不具合が発生します。(データ転送にするか充電にするか選択肢がでてこない)

これは、itunesの中から取り出してインストールした2つのファイルのバージョンが最新でないため起こる不具合でした。

これだと永久的に「USBデザリング」か「データ転送」かどちらか1つを選ぶしかなくかなり不便。

結局Appleデバイスというアプリを入れることで解決し、大量にあったiphoneの写真や動画データを1TBのPCに移すことができてスマホも快適に使えるようになりました

最終結論

文中にも触れましたが、このPCを購入される方はとにかく持ち運びが多く、頑丈で軽くて長時間バッテリーを維持できて会議に必要なカメラやHDMI端子類が揃っているという点を最重要とした中で、後はどれだけスペックを上げてコストを減らせるかというPCです。

当然ゲームに性能をおけばバッテリー持続時間は下がりますし重量も重くなります。

あくまでビジネスや大学で使う超軽量モバイルPCとしての位置づけの中でこのdynabookはコスパ最強の選択肢になると思います。

堅牢度で金額をい問わないならPanasonic Let’s noteの最新型ですし、見た目重視なら富士通のUH8となります。

超軽量モバイルPCとしてある程度の価格の中スペックを最強にしてみましたが、メモリは2025年の時点では16GBで十分32GBの恩恵を体感することはできませんでしたCore™ Ultra7-155Hがどれほど早いかと期待していましたがCorei5(12世代)との差もOffice程度では感じることができませんでした。

ただメモリ16GBでCorei5(12世代)でも安ければいいのですが実際Let’snote,UH8シリーズは、dynabookの最強スペックと同価格帯かそれ以上の値段ですので

堅牢度(Let’s note)をとるか?
見た目(UH8)をとるか?
スペックの数字(dynabook)対コスパをとるか?

といった差でしかないのかなと思います。

体感上はどれでも全く問題ないというのが結論

Dynabookは超軽量モバイルPCの中でスペック数値の割にコスパ最強のPCという位置づけです

個人的な意見として男子ならDynabookか富士通UH8のスペックを上げて生協以外購入してもらい後に家にデスクトップを自分で購入。自分が女子なら富士通UH8一択 (もちろんホワイトカラーを選択)ww

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