タバコミニケーションの「ずるさ」と出世

今までネガティブ投稿をしてこなかったズべですが最近考え直して書きたい事を書いてみることにしました

第一弾です。

職場に「喫煙室」ってありますか?

私の会社は数年前に全面禁煙になりました、ところがなぜか一部の部署だけ喫煙室が残されることに・・

いろんな部署や協力会社の人が集まります

まぁ私も昔タバコ吸っていた経験があるのでタバコを吸いたい気持ちもわからなくはないし他人が吸う事自体は特に何も思わないのですが

「会社にある喫煙室にいる人って7割が仕事しない人です」

「できてもしない人」も付け加えておきます。

朝の会が終わるとすぐに喫煙室へ、喫煙室の中ではスマホを触ります。そして壁には「吸ったらすぐに仕事に戻りましょう」というたぐいの注意書きが貼ってあるのですがそんなのお構いなしです

いいんです・・別に仕事が暇な時なら、しかし忙しい時も暇な時も毎日とりあえず喫煙室に入ってのルーティーン

ただ、ここまでの事をどうこう言うつもりはありません

問題はここから

喫煙室を使う人間は上司、役職者が多く含まれます
なので、後輩がダラダラとスマホをみながら喫煙室にいても誰も注意できませんしする気すらしなくなります。

それよりも喫煙室内では

「タバコミニケーション」が繰り広げられているのです

昭和の時代から何も変わっていません
出世や仕事を評価されるのは、酒、タバコ、ギャンブル、野球、祭り、これらをする人に限られるのです

もし私にこんな「世の中の仕組み」を最初から教えてくれる親(人)がいたらもっとうまく人生を生きていたか・・それとも最初から仕事に努力などしませんでした

数年前に出向で移動になってきた親会社勤務の上司もタバコを吸います

普段は執務室にいて私達の部屋に来るときは喫煙室を使う時だけです

なのでコミニケションの9割が喫煙室の中でしかおこなわれません

タバコが芯から大好きな私より一つ上の上司も喫煙室にいます

すべてが喫煙室の中で伝達されていますし、タバコを吸う人だけが仲良くなっていきます。その上司が喫煙室以外でもコミニケションをとってくれるような人なら問題ないのですが、喫煙室に入らない人とは「仕事の連絡事項だけ」話すようになり、半年もすれば禁煙者はほとんど「蚊帳の外」というわけです。

たぶんその人も自分自身で自覚していないと思います
一部の人とだけ仲良くなった事ですべての人とコミニケションできている気になっているのでしょう

当然喫煙室で話す仲のいい喫煙仲間は仕事をしていなくても自分の意志を伝えられる「いい存在」、禁煙者はまだ心を許せない「扱いにくい存在」としてどんどん差は広がっていきます

いくら仕事をしていなくても
指示やお願いを喫煙室でする→喫煙上司から指示→禁煙者働く
「〇〇さんありがとう」
って具合に喫煙上司だけが何もしていないのにお礼を言われます

私の会社は関連会社という名の子会社で5~10年で課長以上の上司は親会社から降りてきてすべての人間関係がリセットされます

親会社から「できの悪い」息子や娘が送られてきます
いくらがんばって仕事をしても評価されないばかりでなく、優遇される人は「楽してお金をもらえる役職」、コネもなく一生懸命に働いて使える社員は「仕事だけが多いブラック管理職」を任されます。

例えば、私の会社で一番大変なのは「主任」です
お客さんの納期どうりに毎月製造プランを立てないと組み換えないといけないからです。

突発ですべての計画を組みなおしなんてこともざら・・
仕事自体はそこまでの量はないにしろ「毎月の納期のプレッシャーは半端ないです」

また天下り上司からどうでもいい社内活動発表などの仕事やいなくてもいい会議がふりそそぎます

サービス残業、休日出勤、給料下がる、多課へ移動の矢面に立たされます

本社営業や他部門の管理職との自腹でも懇親会、部下からの誘い「酒」がもともと好きな人間でないと無理です

家族との時間はなくなり、仕事=人生となります

親会社からの降りてきた人はどんなに優秀でも絶対に「主任」はやりません
それ以上の役職で自分の得意な分野「やりたい仕事」と上役と関わりのある仕事だけをして評価と高給をさらっていきます

たばこから話がすこし脱線しているのでこの辺で軌道修正です

現代の社会では吸わない人の健康を守るためにどこの会社でも喫煙室が設けられています。

どこでも吸えていた時代は、非喫煙者には迷惑な反面上司とのコミニケションはある程度平等に与えられていたのです「喫煙室」という限られた空間が喫煙者と禁煙者とのコミニケーションから出世に至るところまでを分断しています

中途半端に「喫煙室」を設けるのではなくやるなら「完全撤廃」するべきです

第一弾なので想いがぶちまけすぎました・・?

これが今の日本なのです、表面だけは個人の尊重、多様性の時代と言われてますが、今も昔も好き勝手できる人だけが都合よく理解して社会をまわしているのです

それに気づくのに10年かかりました。

最初の10年は何も考えずにがむしゃらに仕事をしていたからです。
気づいて管理職レールから外れた私は、なにを言おうと「負け組」です

ブログにしろYouTubeにしろなんでもいいので自分の将来のために自分で生きていける種をまいておきましょう。

仕事以外で成功する、これが私個人にできる唯一の仕返しなのです

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