
大学進学でいよいよ一人暮らしがスタートしました。
下宿先の選び方から時期までいろいろと振り返ってみました
下宿先(物件)の仮契約を決めた時期
年内に決まる推薦受験の場合や2月半ばに決まる私大の場合は、合格後で十分間に合いますが国公立大学の合格発表は前期で3月前半、中期、後期で3月下旬となり親が受験に同行して子供が受験の間に下宿先を仮契約する人も多いようです。
各大学生協の案内を見ればわかりますが、合格前の仮契約が主流です。
ただ、大学生協となると実際に物件を見てからでないと仮契約できない場合も多く、遠く離れた大学まで物件を見に行くのは大変です。
私の場合は、生協ではなく別の仲介業者に電話する事で電話のみで仮契約することができました。この場合、受験番号が決まったらあらかじめ送付し合格した場合は必ず契約することが条件となります。
時期は、「前期受験の大学が決定した時」、学校の3者面談で先生にも相談してお墨付きを得た後に下宿先の仮契約をしました。2月の後半でまだ受験番号も出ていない時期でしたが早く仮契約をすることで安くて良い物件の2階より上をおさえることができます。
物件選びで考慮すべき条件
物件選びでおさえるべきポイントをあげてみますと・・
・値段
・大学と駅への距離
・2階以上
・エレベーターの有無
・トイレと風呂が別か
・エアコン完備
・部屋と玄関の間にドアがあるか
・洗濯機置き場が室内にあるか
・収納
・駐車場(駐輪場)
・インターネット
・インターフォン
・その他
・仲介業社
値段
まず第一に親が考えるのが値段。固定費はなるべく減らした方がいいですからね。ここで注意したいのが共益費やその他の追加費用です。
家賃が安くても共益費・・自治会費、水道代、ガス代、管理費・・を合計すると月々の費用が逆転しますし家賃だけで飛びつくと案外高くてびっくりしてしまいます。
私の場合は
敷金0円、礼金0円
部屋賃貸料 39,000円
管理費 3,000円
水道代 2000円
合計 44,000円/月
となりました。これは、かなり安い方だと思います。他の大学へ行った友達の話を聞くと神戸大で7万円/月、慶応義塾大学で8万円/月(学校から遠い)かかるそうで44,000円/月といったら安いと驚かれました。
大学、最寄り駅への距離
大学、最寄り駅への距離も大事。都会の子なら通学2時間も慣れている場合もありますが田舎の子の場合、通学に2時間なんて考えられません。それだけで電車だと交通費がかかりますし原付の購入が必要になってくる場合もあります。遠いと大学へ行く事自体が嫌になり、部活やサークルをする時間もありません。無事に大学生活を過ごせるなら絶対に近い方がいいですよね
かといって大学から近すぎるのも考えものですし駅から近すぎても騒音問題が気になります
大学や駅から徒歩5~10分が理想です。
2階以上
これは、マンションに暮らしたことがある人ならわかりますが、1階は防犯上よくないばかりでなく湿気が溜まりやすく押し入れが湿気でカビが生えるなんてことが普通にあります。なるべく2階以上を選びたいところ。一番上の階だと上の人の足音が気になることもありません
エレベーターの有無
これは、私自身が唯一失敗したところ・・エレベーターの有無を考慮に入れずに4階を選んでしまいました。毎日の上り下りが大変ですし宅配にも気を使います。また次の引越しで家具や冷蔵庫を運ぶことを考えるともう業者に頼むしかありませんね。
本人は、若いからなんとかなるでしょうけど忘れ物をして4階まで戻るのは嫌になりますね・・築年数の古いマンションだと3階以上でもエレベーターのない物件は学生の多い場所にはまだよくあり注意が必要です。
トイレと風呂が別か?
これは、皆考えますがやっぱり風呂と同じだとトイレに行くだけで足元が濡れることに気を遣わなければなりません
エアコン完備
今は当たり前。ほとんどの下宿先は備え付けのエアコンがありますが一応確認だけはしておきましょう
部屋と玄関の間にドアがあるか
これは、騒音を考えるのに重要なポイント。いきなりドアだと廊下の音が聞こえてかなりうるさくなります。廊下の気配が感じられるのはあまり好ましくないですね
洗濯機置き場が室内にあるか
洗濯機置き場は、ベランダにある物件と室内にある物件があります。もしくは全くない物件も・・室内に洗濯機がある方が絶対に冬に便利です。最悪ベランダでもいいのですがベランダに水道がないマンションもあるので確認が必要です。
収納があるか
だいたいワンルームになる一人暮らしですが、収納があるとないでは大違い。クローゼットや洗濯機上の棚など収納を確認しましょう
駐車場(駐輪場)
駐車場はなくても駐輪場は必要です。どんなに近くても大学内は広く門から学部の校舎まで10分以上かかる場合もあるため自転車や原付を止められる駐輪場の確認が必要です
インターネット完備
自分で契約すると5,000円/月は必要なネット回線なのであるに越したことはないのですがそれなりに値段も上がる場合があります。最悪後から契約したりスマホのデザリングでも生きていけるので他の条件を優先した方が良いと思います
インターフォン
インターフォンがあれば不要なセールなどを防ぐことができ防犯にもよいです。これもあるに越したことはありません
その他
男性と女性で違いもありますが、女性専用であるかやエントランスがあって直接部外者が入れない建物になっているか等も女の子には重要なポイントになります
騙されたガス契約
今回賃貸契約をするうえで一つだけ想定外の出来事がありました。それはガス会社を装った怪しい会社からの電話です。
賃貸の仮契約後に息子のスマホに連絡があり
「ガスの立ち合いの日にちはいつがいいですか?」
と言われ日にちを決めました。
ところが数日して同じ会社からウオーターサーバーの契約などの話をされ「変な会社だな・・」といった印象。息子はウオーターサーバーの勧誘がウザくなり着信があっても出ないようにしていました。
ガス立ち合い当日、時間が着てもガス会社が来ることがなくはじめて騙されたことに気が付いたのです。金銭的被害こそありませんでしたが本当のガス契約ができておらずそこから2日風呂に入ることができませんでした。
最近では、ガスや電気、水道の使用開始の連絡はインターネットで手続きがすべて完了します。ガスに関しては契約しているガス会社のホームページから立ち合いの日付までがすべてネットで完了できますので自分でやる方が安心してスムーズに行えます。
仲介業者
仲介業者も一つの選択ポイントとなるかもしれません
私も後で知ったのですが、全国フランチャイズチェーンの「minimini」はあまり評判がよくないようです。契約自体に問題はないように思いますが子供のスマホの番号が怪しい業者に漏れたタイミングといい怪しさをぬぐい切れません。
miniminiで検索すると「minimini やめとけ」などのキーワードが出てくる場合もあります。会社自体が怪しかったり詐欺などの話は聞きませんがフランチャイズの不動産屋はminiminiに限らず個体差が多いようです。
賃貸契約などの情報に慣れている人はいませんからどこの業者がいいかわかりませんが不安な方は一度足を運ぶ手間はありますが「大学生協」が安心できる事も付け加えておきます。
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