YouTuber体験として子供にゲーム実況をやらせて一緒に編集なんかして遊んでたら、ある日学校の先生から電話がかかってきました。
「○○君がYouTubeへ動画をUPしている事をご存知ですか?」
「はい」
「どのようにお考えでしょうか・・?」
・・・なんだか言いたい事がよくわからない。
「YouTubeへ動画をUpしてはいけないという事ですか?」
「どのように・・?といいますと??」
「いけないという事ではないのですが・・不特定多数の人から見られますし」
私の子供の投稿動画は、ゲーム実況である。
顔も名前もでていないし、声だけなのだ。
しかし、なぜそれが学校にバレたかというと子供が実況動画をUPしている事を友達周りに言いふらしたからだ。
動画には友達からのコメントも何件か届いていた。
再生回数は200前後、とても収益などからはほど遠い数字だ。
「子供が周囲に教えた事で匿名性が失われた事は、確かに少し問題があるとは
思いますが」
「YouTubeへ動画投稿してはいけないという事ですか?」(再度尋ねる)
「いいえ、ダメという事ではないのですが、中には親が知らない間に動画投稿している
子供もいまして・・」
「私自身が子供と一緒に編集などして楽しんでいます。」
「わかりました。」
大体こんな内容。
まぁ私も、学校に禁止されてまで続ける気はなかったのでダメだと言われればやめるし
いろいろ考えはあったのだが、めんどくさいのでそこまでは言わなかった。
(先生の言いたい事はある程度察しがついたし、先生も大変だなとはおもう。)
次の日学校で子供のYouTube投稿についての集会が子供達だけであるようだ。もしうちの子供が責められるような事があれば今度はこちらからも言うことを言おうと思っていたが子供は怒られることもなく他の子供で親が知らないところで顔出しの投稿をしていたのが叱られたようだった。
確かに子供のコメントには実名でコメントしてくる友達や親のアカウントで投稿してくる子もいる。そこまでは個人の責任の範囲なので私が気を使う必要はないと思うが、今回は子供のためにコメント投稿できないようにした。
私の子供は、それ以来あまり動画投稿する気がなくなったようだ。
最近、YouTuberを楽な仕事と思い、なりたがる子供が多いようだが動画投稿、編集を続けていくことがどれだけ大変な事かを理解できたようだ。
そして再生回数を稼いで収益につなげる事の難しさはもっと理解できただろう。
もちろん、子供にそれなりの才能があって地道に続けていけるとか、収益につなげられるというのであれば誰に何を言われようが続けていただろう。
YouTuberで生きていく事はある種才能が必要だったりと大変なことだが、子供でも始めることができるなら大人になるまで待つ必要がない。
もちろんハナから顔だしや名前を出す気などさらさらない。
(顔出しがいけないといっているのではない)
私は、お金を稼ぐという事、自分に向いていることを発見できることは子供のうちから一緒に楽しみながらみつけてやろうと考えている。
わたしは、野球選手でもないので子供に将来につながる事を教えてあげる事ができるのが野球でないだけだ。
野球やサッカーにあれだけ親が熱心な人がいるのは将来に繋げられる可能性があるからだ。
(自覚しているかどうかは別として)
なので、子供にはいろんな事を早めに体験させて才能があるか、自分に向いているかどうかを見極めてほしいと思っている。
YouTubeに限らず高校生以上になれば、株なども教えてみたいと思っている。
そうすれば、世間のニュースや社会にもっと興味をもつかもしれない。
経営、経済学、経済史などを学ぶ理由、ふだんあまりつかわない三角関数を学ぶ理由、すべて将来どのように使われていて仕事や収益に結びついているという意味を知っていて学ぶのと知らないで学ぶのでは全く違う。(私のようになんとなく学んで後から使い方の意味を知るのでは遅い)
それらは、学校では教えてくれない。
そして、会社などに依存せず自分の力で収益を発生させる事や、親も知らない自分の才能を見つけることができたらいいなと思う。
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