家の庭を造ってもらった時に何の木かもわからず植えられた
写真の木を根元から除去しました。
数年は虫がついた時期もありましたがあとは葉っぱが落ちるのが面倒なくらいでほとんど問題なくすごしていました。
ところがそれから数年後に少し道路側に枝が出たしたことから初めて枝を安い剪定はさみでカット。
そして去年初めて伸びすぎた枝をノコギリでカットしたのですが・・
今年の5月くらいから急に枝が伸び始め、去年カットする前より大きく茂るようになりました。
私も少し目を離した間にここまで急成長したのにはびっくり、毎年枝をカットしなければならなくなり、カットした枝を捨てるゴミの量も多くなっています。
数日後たまたま話をしていると
「木は一度切ると怒って更に枝を伸ばす・・」という話を耳にしました。
なんとなく心当たりがあったのですが、やっぱりそうなんだ・・
木は毎年多くの葉を落とします。
5月前後は毎日掃除しても次の日には落ち葉でいっぱい。虫もつくし、道路側へ枝も伸びます。
落ち葉は風で飛びご近所にも迷惑になります。
この木は家の目隠しがわりに植えたのだと思いますが今は、木のある窓は2重サッシで中は見えませんので目隠しする意味もなくなっていました。
ちゃんと剪定してやれば木があった方がそこそこ見た目はいいのですが、掃除や害虫駆除に苦労が多すぎます。
そこで歳をとって体が動かなくなる前にそして木が大きくなりすぎて大変になる前に根元から伐採することを決心しました。
木の根元を残しのこぎりでカットする事でなんなく木は切ることができたのですが、根っこが残っています。来年には新しい芽が出ていることは間違いないのでここまできたら伐根してこの戦いを終わらせたいと考えました。
最初は、ネットで調べた根っこに傷をつけそこから除草剤などを薄めずに大量に流してやることで根を枯らせてやろうと思ったのですが、このサイズでもなかなか生命にあふれていて一週間経ってもまったく枯れる気配すらありませんでした。
こうなればもう掘るしかない・・とノコギリと小さなシャベルで穴を掘っていったのですがこの道具だけでは到底無理と判断して近くのホームセンターへ。
結局後でも使える剣先の尖ったシャベルを2000円程度で購入。
先が尖ってないと絶対に無理です。そこからは一気に根元を掘り出しました。
文章にすると簡単なのですがこれが大変な作業
大きな根が何本も生えており途中でノコギリの根を切断しながら掘り起こしました。
まるで映画で墓を掘り起こすような作業、こんなに深く掘らなければならないのか・・
新しく買ったシャベルにはテコの代わりにしないでくださいって
書いてあったのですがついつい根元にテコ入れをしてしまい早速曲がってしまいました。
土は粘土状でどろどろになっていて手も少し怪我をしたので作業着に手袋と完全装備にしました。
苦労してようやく根の掘り出しに成功。
そこまで大きな木ではありませんでしたが素人が手作業でやるにはギリギリのサイズでした。
これ以上のサイズなら小さなシャベルカーなどの重機が必用になったかもしれません。
そうなると業者に頼むしかなく費用も桁違いですね。
木のなくなった庭先は少し寂しい感じもしましたがもう落ち葉やこの先の剪定や虫の心配に悩むこともありません。
今まで一緒に育ってきた木なので感謝と申し訳ない気持ちで切らせてもらいました。
木を切るのってなんかそういう意味でも少し考えますよね。
「木は生きてる」っていいますから。
しかし年月が経てば経つほどそれこそ切るのをためらいますから今のうちです。
これから息子などが新築で庭を造ろうとしているなら最初から木はない方がいいよ・・と教えてあげたいですね。
最初の数年はいいんですけどね・・
家の目隠しに、鑑賞に・・庭に当たり前のように木を植えると言う考えはもう昔の話ですよ。
【作業手袋】アトム ガッツ #123 【410】
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