5インチベイにリムーバブルケースを取り付けてデータ管理を楽にする

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今更古いPCにリムーバブルディスクを追加することにしました。

■リムーバブルディスクをつける理由は・・
話せば長いのですが、まずNASでデータ管理をしようとしてREDYNASと8TBのNAS用HDDを購入したのですが、データの転送が遅い。
そこでKNOPPIXというLINUXのライブUSBディスクを作って直接PCからデータを移動させることに成功しました。
ところが、映画、音楽、写真といったメディア系のファイルならともかくアプリデータ、zipやrarなどのデータはNAS上で解凍することができず、いったんPCにダウンロードしなければいけない事に気づきました。
結局私のような個人がファイル管理に一番適したフォーマットはwindowsで直接読み書きができるntfsが一番手軽だということに気づきました。(メインPCがwindowsの場合)
当然NASは安全面や複数のPCでデータを扱いたい時に便利ではあるのですが、中に入れるデータの種類は本来限定的ですべてのデータのバックアップ要素には向いてないのかもしれません。
なによりPCに戻す作業に時間がかかりすぎます。
NASとPCを直接つなぐ時点でSATAケーブルが私の環境では一番早い。
しかし、いちいちPCカバーを開けてHDDを入れ替えるのもめんどくさい。
NASでなくても低電圧のWindowsPCをメディアサーバーにすればいいのでは・・
もう一つは
光回線のすぐそばにメインPCがなくwifiで飛ばすと3分の1くらいにスピードが下がってしまいます。そこで光回線のすぐそばにあった古いWindows PCをsteamなどから大容量のゲームをダウンロードする専用としてつかっていたのですが、容量もすぐいっぱいになりますし、メインPCに移すのに時間がかかります。
なのでメインPCとダウンロードPCの両方にリムーバブルドライブを設置しようと思ったのです。
という理由です。(長すぎ・・)
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家にはあまった3.5インチHDDのほかに2.5インチHDDもいくつかありましたのでどちらも有効活用できるように選んだのがこちらでした。
■取付け時の注意事項

簡単な作業だと思い早速古いPCを開けてみると・・
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SATAケーブルがDVDドライブについている1本しかない。拡張の余地なし・・
DVDドライブは最初からリムーバブルディスクと交換するよていでしたが、3.5インチと2.5インチにそれぞれSATAケーブルが必要でPC側には1本しかないことを確認していませんでした。
そこで昔からあった3.5インチHDD専用のリムーバブルドライブをメインPCから取り外し交換。
これならSATAケーブルが1本で済みます。
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そして2階にあるメインPCに新しく購入したリムーバブルディスクを装着。
メインPCもSATAケーブルの余裕が1本しかなかったのでDVDドライブを外して2本確保しました。
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これでPC間のデータ移動が高速でできますし、電力の小さい1階のパソコンはWINDOWSのメディアサーバー機能で簡易NAS化する事もできます。
5インチベイって今でもなかなか便利ですよね。
■懸念事項
最後にひとつだけ懸念事項をあげるとすれば温度です。
リムーバブルディスクの取り付け場所によってはHDDの温度が上がってしまう場合がありますの頭にいれておくべきです。
8TBのNAS用HDDは温度が上がりやすくエアコン環境下でも50度をすぐに超えてしまいます。
Nas専用機なら後ろに大きなファンがついていて温度管理もしてくれるので安心ですがリムーバブルディスクに入れるディスクによってはNAS替わりに24時間つけっぱなしには注意が必要です。
ファン付きのリムーバブル内蔵ディスクを購入しようかとも思いましたが、小さいファンでは騒音問題がおこるばかりで冷却効果が薄いようです。

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