大人になってピアノや鍵盤を弾きたいと思う人は結構いると思います。
私もその中の一人。
でも、いきなり弾きたい楽譜を買ってきても弾けるわけもなく
基礎を学びたいと思っても
バイエル?・・・どこから始めればいいのわかりません。
あまりに運指練習的な教則本は楽曲的につまらないことも多く
どの本が自分に合っているのかわかりません。
そんな人に本当に弾けない人目線からみた最良の練習用楽譜をご紹介したいと思います。
その前に・・
娘は6歳の頃からピアノを始めました。
6歳から始めないと絶対音感がつかないと言われているからです。
レッスンは1か月に3回、1回30分です。
1回30分で本当に弾けるようになるのか?
最初は、童謡のような誰でも知っている童謡を片手で弾いたり・・
6歳の譜面は大人の私には退屈すぎて曲もつまらなくとてもやる気になれません。
それでも毎日15分くらいですかね、毎日毎日弾いていると
小学3年生の頃に私が素人ながら弾ける範囲を超えました。
そして小学4年の時に「チェルニーエチュードVol.1」の楽譜を弾くようになったのですが、私も何曲かトライしてみて
この楽譜が大人が始めるのに最適ではないか?
と思うようになりました。
いきなり両手で弾くパターンから始めるのですが、簡単なブロークンコードを左手で弾きながら
右手でメロディを奏でるという大人ががんばればギリギリ弾ける程度の曲からスタートします。
しかも短くてちゃんとした曲になっているので弾いていて楽しいですし弾けた達成感もあります。
チェルニー・エチュード(Vol.1)
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同時に「子供のピアノ名曲集2」の本もおすすめです。
こちらは、バイエルからソナチネ程度の生徒がレベルに応じてピアノの名曲に親しめるように編集されています。一見簡単そうですが、ピアノを初めて弾く大人には難しいくらいだと思いますが弾けなくもない・・そんな絶妙なラインです。
こどものピアノ名曲集2 夢みるピアニスト ドレミ楽譜出版社
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娘も今同時に両方の楽譜でレッスンを受けています。
一人で練習する場合、本当にピアノを子供の頃から高みをめざすような人からすれば使う指が違っていたり、指摘はいくつもあるかもしれませんが、大人からはじめる人にとってはそこまで細かい正確さは必要ないのです。
自分が満足できれば。
この2冊は最初はなんとか弾くことができますが、だんだんと難しくなってきますので
私も今のとこ弾けて前半までですね。
それでも練習していて面白いと感じることができますのでとてもおすすめできる本だと思います。
ご自身が弾きたいと思う曲と同時に毎日すこしづつこちらの本で練習してみるのはいかがでしょうか。
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