
大学のミールシステムを2ヶ月使ってみた感想です
結論:個人差はあるがおおむねよかった!
下宿生、自宅生、大学からの距離にもよりますがミールシステムはすべての学生と親にとって良いシステムだということがわかりました。
下宿生で大学に近い場合
私の子供がこれに当てはまります。ミールシステムは1日1,200円。昼の学食と夜も学食を使ったり弁当を買ったりできます
大学に入学したての頃は高校時代の友人にも影響され興味本位で自炊をはじめた子供ですがいろいろ失敗したりゴミ(残飯)の処理が面倒だったりとすぐにやめてしまいました
しかもパンケーキを3日分焼いてみたりと偏った食生活の兆しが早くも見えてしまいました

大学が始まってからはミールシステムを毎日利用。大学に近いこともあって夜も18:00頃になると同じ下宿生の友達と学食へ行って夕飯を食べているようです
夜の学食は17:00~19:00となっていてその場で食べるのと弁当として持ち帰りの2パターンから選べます。


1日1,200円は昭和生まれの親にしては高いと感じるかもしれませんが物価高の現在とても安くて安心できます。大学の周辺にも安い飲食店が多数あるのですがどうしても味が濃くなりがちなのでバリエーションも含めて健康面でもミールシステムは大活躍
メリット
食費の管理がしやすい
うちの子供は変にケチなところがあって自分でお金を払って食べるとなるとやたらと食費をケチりたがります。欲しい物や趣味にお金を使いたい年頃なので仕方ありませんがいくら親がお金を渡しても趣味嗜好に使いがちな事を考えるとミールシステムは1日1,200円を使わないと損というイメージから毎日ちゃんと食べてくれるので安心
荒れた昭和の大学時代を思い出すと仕送りを最初の数日でパチンコで使い果たし毎日ご飯に塩だけで過ごすといった友人もいましたね・・
親も食べたものを確認できる
親もスマホで子供が前日食べたもの、使った金額をしっかり確認できるのでちゃんと食べているのを確認できてとても安心です。しっかり計算して1,200円ギリギリまで使って食事をしているようです

健康面でも安心
学生食堂は栄養士が監修している場合が多く、バランスの取れたメニューが提供される傾向にあります。一人暮らしで偏りがちな食生活をサポートしてくれます
学食が割引価格
一般価格よりも割安に食事ができる場合が多く、経済的な負担を軽減できます
ミールシステムの不便な点・・
使用できなかった分は次の日使えない
これといって不便な点はありませんが、1日で使えなかった1,200円は次の日に持ち越されることなく不使用分として残ります。最終的にすべての残高は新年度で移行できるのですが移行料が2,000円くらいかかります。
確かに払った総額の内からいくらでも使えるとなると最初に食べ過ぎて後半残高がないという子もいるかもしれませんし、このミールシステムによって学食で1日で作る量をある程度把握できるという作り手側の思惑や全体を考えると納得。
時間に縛られる
決まった時間内で学食へいかなければならないので時間に縛られます。バイトや部活で決まった時間に学食へ行けない場合は不便。
学校が休みの日は食べられない
当然といえば当然ですが学食が開いてない日はミールシステムを使うことができません。ゴールデンウイークや長期の夏休みは自炊して生活できるか心配
ミールシステムが不要な場合を考えてみる
とても便利なミールシステムですが不要な人の場合も考えてみました。
①自宅通学の学生で兄弟、家族で弁当を作っている
自宅生の場合、夕飯は家で食べるので昼の学食分だけでいいですし、もし兄弟がまだ高校に通っていて弁当持参なら家族と一緒に弁当を作る方が同じ手間で安上がりになるかもしれません
②大学から下宿先まで遠い
この場合は、夕飯時に大学にいるかどうかわからないので一旦下宿先に帰った後で夕食だけ食べに大学に戻る手間を考えると昼の学食分だけでよい気がします
③夜はバイト
バイトの時間帯にもよりますが、下宿先が近くても夕方からバイトが入っていると学食へ行けない。
①~③ともその時の状況で変わる内容ですので、大学生活が慣れて2年から変更することも可能です。
結論
最初は、よくわからなかったミールシステム・・結論としてミールシステムは地方から大学ではじめて下宿をする子供と親にとって便利なシステムであることが2カ月使用してみてわかりました。とくにバイトも決まっていない1年目はとても役にたちます。これから生活がどんどん変わっていくと思いますが毎年見直して利用するか決めたいと思っています
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