
3段の押し入れって、一番下の段が本当に使いづらいですよね。
うちも子供の制服や上着、掃除機の置き場所が定まらず、リビングが常に散らかっていました。それを解決したのが、押し入れの一番下の仕切り棚を撤去してハンガーラック化するというDIYです。
書いたのは10年以上前ですが、今でも現役で使っていて、我が家のDIYベスト10に入る満足度です。壁紙の貼り直しや隠しネジとの格闘まで、当時つまずいたポイントも含めて記録しておきます。
3段の押し入れは一番下が使いづらい
こんな感じ、収納しづらいと思いませんか?
一番下の段は奥行きがあるうえに上の段が邪魔して奥まで見えず、結局使われないデッドスペースになりがちです。
リビングに収納がない
うちには子供が2人います。それぞれ自分の部屋はあるものの、上の子でさえ使うのはおもちゃを取りに行くときくらいで、ほぼ物置状態。
着替えもおもちゃも、学校から帰った制服も、結局すべてが1階のリビングに集まり、椅子の上に山積みになっていました。
玄関の引っ掛けポールも、あれこれ掛けすぎてもう満杯です。
これでは、リビングが片付くはずがありません。
掃除機の置き場もない
そしてもう一つ、掃除機の置き場所も悩みの種でした。
定位置を決めても、結局あちこちの部屋に置きっぱなしになる。かといって、最初に話した押し入れの一番下段にしまうと今度は取り出しにくい。
ロッカータイプの収納棚を買おうかとも考えましたが、そもそも棚を置くスペース自体がありません。
3段押し入れ改造DIY
そこで、3段ある押し入れの棚のうち、一番下の仕切り棚を撤去することにしました。
まずは写真のような丸いキャップを外してネジを取り、おそるおそる上の押さえ板を剥がしていきます。見える範囲の留め具はすべて外しました。

ところが棚はぐらぐら動くだけで外れる気配がありません。下から持ち上げたり上から押したりと力任せに格闘していると、やがてバキバキと音を立てながら外れ始めました。
後でわかったのですが、丸いキャップの奥のネジ以外にも、化粧シートの下に完全に隠れたネジがもう一つありました。手で押しながら探り当てれば簡単に外せたはずですが、知らずに全力で引き剥がしてしまい、外れてから初めて気づいたという有様です。
力任せに動かしたせいで壁紙もボロボロになり、元の状態には戻せません。しかも棚板を後から取り付けて壁紙を貼ったらしく、棚を剥がした部分だけ壁紙がない状態になっていました。
「このままじゃ嫁に怒られる・・」
青ざめながらYouTubeを見て、押し入れの壁紙を全部剥がすことにしました。
やってみると、壁紙は素人でも意外と簡単に剥がせるものです。剥がせば剥がすほど後戻りできなくなっていく不安と引き換えに、作業自体は順調でした。
壁紙を買いにホームセンターへ。最近の建売住宅で使われている壁紙なんて、たかが知れています。同じものが5千円くらいで売っていました。
これも初めての経験で、YouTubeを見ながらペタペタと貼っていきます。最近の壁紙は裏にのりがついていて、途中で失敗してもきれいに貼り直せるので、初体験の私でもそれなりに満足のいく仕上がりになりました。。

刷毛や切断用のあて具、ローラーがセットになったものがあると便利です。
角の隙間を埋めるコーキングシールも用意しておくと安心です。はがれた壁紙の補修にも使えるので、持っておいて損はありません。
ホームセンターに行ったついでに、押し入れの天井にネジ止めできるハンガーポールの部品を見つけて購入しました。
最初は突っ張り棒も検討したのですが、どんなに強力なタイプでも数ヶ月で落ちた経験が何度もあったので、今回はビス止めタイプを選びました。

取付け位置は、実際にハンガーに服をかけて奥の壁に当たらないか確認しながら決めています。
床には余っていたタイルマットを敷き、同じく余っていた2段カラーBOXを設置しました。
中には100均で買ったカゴ3つと、カラーBOX用のハーフサイズインボックスを4つ入れました。
ハンガーは省スペースタイプを使っています。
これで掃除機の収納場所、家族の上着、学校の制服と、こまごました収納の悩みがすべて片付きました。
掃除機の場所が決まっているというだけで、これほど楽になるものかと思いました。子供の制服や上着の置き場所も定位置ができ、リビングに物が散らからなくなってすっきりしました。
仕事から帰ってきた妻には「既製のハンガーラックみたい!」と喜んでもらえました。

反省点
コーキングシールは角の隙間隠しにはきれいに仕上がりますが、壁紙のつなぎ目に塗るのはおすすめしません。
一見きれいに見えても、乾くとコーキングの跡が光って目立ってしまいます。角だけに使うべきでした。
それと、素人だったので壁紙を横向きに貼ってしまいましたが、本来は縦に貼るのが基本だそうです。押し入れの中で普段見えないので、これはこれで良しとしています。
壁紙は案外、素人でも簡単に貼り替えられることがわかり、自信もつきました(天井はさすがに難しそうですが)。
最後に感想
このリビング収納DIYは、10年以上経った今でもやってよかったと思える、我が家のDIYベスト10に入る出来です。
家を建てるなら、掃除機や子供の学校用品といった「リビングに置かれがちなもの」の収納場所が使いやすいかどうかは、かなり重要なポイントだと思います。すでに家を購入していても、子供が学校に通い始めると、この手の収納の良さが実感できるはずです。
最初の3段の押し入れがあまりに使いづらかったので、実は2階の押し入れも同じ方法で改造し、季節外れの服の収納用にハンガーラックを取り付けました。
ハンガーラックというと最初は誰もが突っ張り棒を思い浮かべますが、ビス止めにすると強度がまったく違いますし、素人施工とは思えないほどきれいに仕上がります。壁に穴を開けるのが不安なら、今回のように棚板の下にビス止めする方法もおすすめです。強度面が気になるところですが、DIYから10年以上経った今も問題は出ていません。
壁紙は一度自分で貼るとやみつきになりそうなくらい簡単で楽しい作業です。予算の都合で必要最低限に留めていますが、興味があればぜひチャレンジしてみてください。
追記:2026年時点での使用感
このDIYから10年以上経ちましたが、ビス止めしたハンガーポールは今もまったくぐらつきなく現役です。貼り替えた壁紙も、押し入れの中で日焼けしないこともあり劣化はほぼありません。
変わったのは子供の成長で制服のサイズが変わったことくらいで、収納の仕組み自体は当時のまま問題なく使えています。







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