ブラックフライデーでゲーミングPCを購入してみた。

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ゲーミングPCを購入したいと検討してからもう2年・・

こんなグラボが品薄の最悪の時期にようやく購入することになりました。


なぜ今購入するのか?

このグラボ品薄、価格高騰の時期になぜ購入するのか?
正直私もこんな時期に購入したくはありませんでした。
しかし、こんな時期に決断に至った理由はいくつかあります。

①グラボ品薄が解消されるのは2024年~という情報
現在2021年、もうすぐ2022年ですがあと2年待てますか?
正直いくら気の長い私でも無理です。
②グラボ消費電力の増加、VRAM(ビデオメモリ)の発熱問題
現在のRTX3080で320W 、そしてVRAM(ビデオメモリ)の発熱が100度近いという事実。
そのためにサーマルパッドから水が出る→メーカー保証はなくなるが自分でサーマルパッドを交換しなければならないという矛盾。
そして次の4000番台では性能は2倍になるが消費電力も2倍になるという噂・・・
私も、この事実に気づくまでは久しぶりのPC新調だし頑張ってRTX3080と考えていました。
ところが、長く調べるほどこの熱問題の重大さに気づきはじめました。
何も考えずに3080を購入していたら、数年で故障してしまうのではないか?
という考えが頭をめぐりはじめました。
これだけ熱問題が問題視されているのに未だに何も対策されていません。
サーマルパッドを交換したところでどれくらいもつのか・・数か月に一度、断線の危険を冒しながらグラボを開けてサーマルパッドを交換とか、いつも温度をモニターしながらゲームをするなんて私にはできません。
サポートを売りとする世界的大手メーカーのゲーミングPCにはなぜかRTX3080が選べないところがあります。
RTX3080以上は数年もてばいい・・もしくは「メンテができる最高画質にこだわる人」しか購入してはいけないのではないか?
これ以上待って来年更に高性能な製品が出ても、消費電力が倍なら故障率も倍ではないのだろうか?
私のような素人が購入していいのはRTX3070までではないだろうか?という結論になったわけです。
ですので省電力で高性能な革命的なGPUが発売されるまで待つことは到底できそうにない。
それがこの時期に購入に踏み切った理由です。
購入までの経緯
今思えばかなり矛盾していますが私が欲しいPCは、ゲーム動画編集ができて高性能静音、そしてスペースの取らないコンパクトなPCが欲しいと数年前から考えていました。

用途はゲーム、DTM、動画編集、VR

今所有のPCは大きくて煩く電源がへたってきているため完全に放電できず、コンセントから抜いておかないと2度目の起動ができない状態でした。
CPUはCore i7 920とGPUがRadeon HD 5800という化石のようなPCでしかも簡易水冷で中身がどうなっているのか恐ろしい・・電源交換どころじゃないわけです。
ところがこのPC、メモリやSSDの交換でここ10年近くなんとか動いてますし、会社のCore i5のノートPCよりサクサク今も動いてくれます。更にゲームも軽いゲームや設定を下げればフォートナイトもら全然プレイできてしまいます。

それでもさすがにストリートファイター5?くらいになると設定を変えても重くて動きませんし、当然VRは無理なので次は部品交換しながら10年くらい使えるPC、そして一度はやってみたい自作ということで自作PCを組むつもりでした。
はじめに書いたとおりコンパクトなPCが欲しいと願っていた私が目を付けたのがNR200Pのケース。mini-itxで初心者が組むのは・・なんとかいけるだろう・・という考えでした。
自作のことをいろいろと調べてだしてからグラボの高騰が始まりました。
そこから悶々と考え続けているとSFX電源の容量問題からグラボやCPUの熱問題に関心がいくようになりました。そこで熱とTDP、そして予算的なこともありNR200PにのせられるCPUはTDP65wの5600xとグラボはRTX3070までかな(本格水冷を組めないなら)・・?なんて。
この頃はNR200Pと流行りのAMD5000番台CPU しか頭にありませんでした。
ある時妻から自作は火事の原因になるからやらないでほしいと言われました。
PCで火事になるなんて夢にも思ってない時期でした。
当然熱による製品寿命など考えてもいません。
後はグラボの値下がりを待つだけ・・発売してすぐはご祝儀価格だから3か月くらい待たないとダメンなんだよね~なんて知ったかぶりでしたが・・
下がるどころが上がり続ける値段。
マイニングが中国で規制されてそろそろかな~なんて・・
それでも続く品薄と更なる値段の高騰・・。
BTOですら値段が上がりだしようやくこれ以上待っても無駄な事に気づきます。
更に追い打ちをかけるように株価からのグラボ出荷台数の削減ニュース、次のNVIDIA4000番台の更なる消費電力UPの噂・・もう小さいPCを作るならRTX3070を今買うしかないと思いつつあまりの値段の高騰に再びBTOにも目を向けだしたのです。

一度は自作をしてみたいという私も、自信はあれどせっかちな性格なので自作に向かない性格。
一度作れば満足するでしょうが、高価な部品を壊しかねないし、熱問題も気になる。
そこでも小さいPCの夢をあきらめきれない私がBTOで絞ったのが
BTO国内最安FR
ONTIER

,


コンパクトなケースも選べるSTORM,


小さくはないがこだわったパーツで見た目もいいHP,

世界的大手で日本で買える最安Lenovo,


最後にStormと同系列?tsukumo
となりました。
FRONTIER

最後の最後まで悩みました。
見た目がダサいがGHシリーズならなんとか許せます・・。
RTX3080Core i7-11700FというRTX3080なら11世代CPUというちゃんとわかっている人向けのパーツでASCIIの記事もあって現在も品切れ中の製品。
 FRONTIERは在庫がすぐ復活するので品切れはほとんど気にせず。(逆に今買わなくてもいいという気持ちにはなる・・)
249,800円という値段で
RTX3080
Core i7-11700F
1TB M.2 NVMe SSD
850W ATX電源 80PLUS GOLD
32GB (16GB x2) メモリ
とくれば少々デカいが買わない理由が見つからない・・
RTX3080の満足感が本当に冷やしきれるのか?という不安をも忘れさせます・・。
しかし、HDDはどこに入れる?(2.5インチSSDしかはいらない?)ケースのファンと空冷CPUクーラーだけで冷却大丈夫?という不安が頭から離れない。
この製品めちゃくちゃ売れているにも関わらずYOUTUBEなどで実物のレビューが一切見つからないという不思議。(あっても実際に購入してないのに勧める動画のみ)デスクに置いた時のサイズ感や詳細が記載の数値だけではわかりきらない。どうもRTX3080が故障しても売り切り御免の臭いがしてしまいます。
クリスマスセールまで待ったけどみつけた時より5,000円上がったまま他のアップグレード値段が下がるのみ。
対照的に同じFRONTIERの

MSI仕様BTO PC

は清水貴裕氏も勧めるMSI独自のチューニングでで動画の中でもグラボやCPUの温度にも触れ長期使用を考えられた本当に使う人の事を考えられたPCであることがわかります。

しかし、その分高価!如何せんデカい!仕方ないが清水貴裕氏も「・・と思います。」とにごした発言が気になる・・やっぱり高い・・無理!




PG-JQT

ケースが選べるBTO店の中で値段が良心的なのはここしかない。
大体、BTOでアップグレードしたら、その値段なら後から買って交換した方が元のパーツも残るしいいだろ!みたいな素人をなめたBTO店が多いなかここはそれがなく良心的。
ここでみつけたのが「 i100 Pro」 の小型ケースを使ったBTO。
いままでNR200P以外考えられなかったものがこの i100 Proのケースはすばらしい。
高さ307mm 奥行435mm 幅194mmと奥行が長いがそれで360㎜簡易水冷が装着できるなら購入後もいじりがいがあります。
何よりも気に入ったのが全面パネルを外してHDDに簡単にアクセスできる事。
これなら小さいケースでも目的ごとにHDD(SSD)を交換可能ですばらしい。
私の中でNR200Pを超えました!
しかも
AMD Ryzen 5 5600X
RTX 3070

NVMeSSDを1Tにしてメモリを32Gにしても24万円台という理想的な価格。
CPUは正直10年もi7 920でサクサク使ってきた私には巷のスコアなど気にもしません。
RTX3070のボトルネックにならない5600Xなら十分。

ちなみに問い合わせたところi100 PROを単独で購入したときに付属されるパネルやライザーケーブルはBTOした場合付属せず、電源容量からRTX3080への交換はできないとの回答をいただきました。
850Wあれば足りるんじゃね?」
と思いましたがここでもRTX3080を避ける本当の理由があるのではないかと疑ってしまいました。

一時は最有力購入候補となりクリスマスセールまで待つことに。

残念ながらセールは始まったものの店のRTX3070がすべて売り切れたようでRTX3070が品切れ状態になり、今は選択画面にすらでなくなっています。




HP(ヒューレットパッカード)
OMEN 30L


RTX3080
Core i7-10700KF
1T SSD+2THDD
32Gメモリ
Windows10 pro (windows11へ無償アップグレード可能)
水冷クーラー

光る内部も美しく媒体も案外スリムでかっこいい価格.com限定モデルで262,900円という価格。
かっこいい見た目と水冷という安心感、こだわったパーツ、Win10 PROに1TSSDにHDDまでついて納期も5日と短いから一時は購入を考えたモデル。

ブラックフライデーでも公式サイトでは269,600円とかなんですが、アマゾンのブラックフライデーでなんと250,600円

気になるのは FRONTIERと違ってCore i7-10700KFではRTX3080で少し不満。
実はそれ以上に気になるのは水冷のCPUクーラー、メーカーはクーラーマスターといいメーカーなんですが購入者のレビューをググったらどうもファンが1台だと冷やしきず性能を出し切れない様子。
しかもこだわって作られた独自の媒体ゆえにファンを増やしたり交換するスペースがないみたいなんです。
これも売り切り、買い切りで購入した後はどうにもできなさそうなので見送ることにしました。




Lenovo Legion T550


世界的にみると一番売れているLenovoのゲーミングPC
 
AMD Ryzen™ 9 5900X
NVIDIA® GeForce® RTX 3070 (LHR)
Windows 11 Home 64bit
32 GB DDR4-3200 MHz (UDIMM) (16 GBx2)
2TB 7200 rpm+512GB SSD M.2 2280 PCIe
650W
Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)+Bluetooth 
5900XRTX3070で24万円台!!
しかもブラックフライデーで¥236,979!!
素晴らしいコスパ。

Legion T550 ブラックフライデー¥236,980

私CPUにはそこまで求めませんが5900Xともなると魅力的!
5800Xより発熱も分散されているから後でパーツだけ流用するにもいいCPUです。
(後で知ったのですが、LenovoはCPUに独自のセキュリティロックをかけているらしく他のマザーボードでは認識しない可能性がある。)
SSDが500Gで選べないところが引っ掛かりますが、SSDは交換すればいいでしょう。
(CPUクーラーの取り外しが必要)
あとWindows 11 もちょっとまってくれよ~
とりあえずWindows 10入れて後で無償アップグレードするから~と心から叫びたいのですがそれも選択不可能。LenovoはWindows11にかなり肩入れしているよう・・。
そして650W ・・
大丈夫なんだろうか?・・と不安になりますが・・まぁ大丈夫なんでしょう・・としか言えません。
最悪交換できるパーツですのでとりあえず650Wでいけるとこまで行きましょう。
(実際に使ってみると沢山USBを差してもまったく問題ありませんでした・・。)
最後にいちばーん気になるのが、納期2か月以上・・
2か月以上って・・・2か月ならまだ・・以上って・・2年かもしれん・・(さすがにない)
まぁLenovoなんでメーカー的には信頼できますがそれにしても長い・・
新しいグラボやパーツがその間でて気が変わってしまうかもしれないし、年末年始のセールで他がもっと安く買えるかもしれんやん・・(長いこと書きすぎて語尾が乱れて申し訳ありません。)
購入を考えてから2年待った私でも決済を終わらせてから2か月待つのは長い・・。
(実際には1か月で着ました。)
Tsukumo TS-I7700RTX70MIJ

最後にヤマダ電機系列のTsukumo。どうやらSTORMも同じような系列?
私の一番お気に入りのi100PROケースのBTO販売をしています。
しかもここならまだRTX3070の在庫がある。
ほかのスペックは
i7-11700
GeForce RTX 3070Inno3D C30704-08D6X-1710VA35
1TB SSD(M.2 NVMe Gen4) 
16GB RAM
CWT GPS750S (750W GOLD PLUS)
 無線LAN(802.11ax) + BT5.2 対応
Windows10 HOME
ブラックフライデーセールで¥244,800 (税込)!!
CPUといいSSDといいこのケースを選ぶうえで理想的な構成!
16GB RAMも8×2じゃなくて 16×1だから後で追加可能!
ブラックフライデーまでもう少し高くで考えていたのですがこの値段なら買い!

結局私が選択したのは・・

Legion T550です!
なんでやねん!ってことですが
ブラックフライデーでTsukumoより7,821円やすくてメモリ倍CPU5900Xそして2TBHDD付ですのでSSDが500Gだったとしても実質4万以上の徳。
Windows11が気になりますが長い間Windows 7で我慢して結局Windows 10になった過去を思い出すと遅かれ早かれいずれはWindows 11にするであろうと・・特に不具合を修正できる記事もいくつか読んでいますしなんとかなると思っています。
やはり5900Xが大きいですね。
グラボ価格高騰で必要以上のお金を払っている分5900Xでも他と同じ価格帯というのはその分還元された気持ちです。
後、購入者のレビューを読んでいると音がかなり静かだというのも決め手になりました。
Tsukumoのi100proに搭載のInno3D C30704-08D6X-1710VA35(RTX3070)はそれなりに音もするようですし小さい媒体なら仕方ない事ですが高性能、静音、コンパクト、そして価格をすべて満たすのは本格水冷でも組めるなら別として今はまだ難しいことがわかりました。
今でもTsukumoTS-I7700RTX70MIJは気にはなりますし、lenovoの納期2か月以上もしんどいですが今後のグラボの生産を控えるニュース消費電力が上がっていく未来を想像しますと今RTX3070を購入しておくことが最善の決断だと考えました。
LenovoT550のレビューをみてみると海外ではWIFIのつながりが悪いようですがUSBWIFIでも十分ですしなんとかなりそうな気がします。
(私は、なんの問題もありませんでした。)
最後に見た目にこだわったコンパクトケースi100PROは名残惜しいですが単品で購入しても18,000円くらい?ライザーケーブルやパネルもついてますし、このケースSFX電源だけじゃなくてATXも搭載可能みたいなんです。
どうしてもi100PROが捨てがたくなったら単品で購入して今度こそ自作してみたいと思います。
その時には今回のRTX3070なども流用しながら・・。
Lenovoは本当に2か月以上かかるのか?また製品が届いたらレビューしたいと思います。
(1か月で着ました。)

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